【刀剣乱舞】ブラック本丸にて好きにやれって言ったら滅茶苦茶命狙われた(´･ω･`)第5幕！

三振りの正体 ページ8

明石「ほんなら自分、床下で中の人持ち上げますわ。
一々穴から出るんもえらいでしょ？」


A「えらい？え？」


明石「大変、ってゆー意味ですわ。」


A「納得」



方言って大変だね。
中々分かんないよ。
時たま、旅人さん系の妖怪が家に来た事あったけど、あんまり話した事なかったからなぁ……。
っていうか、焔が全部対応しちゃってた。
昔っから、自分でやろうとした事の大半は焔が先にやっちゃってるんだよなぁ……。


家事とか、妖祓いとか、買い物とか、必要最低限の事は将来に響くからって言って半ば強引にやらせてもらってるけどね。


いやぁ、凄かったよ。最初の頃は。
私がやろうとする事、全部やって、「Aは何もしなくていい」ってばっかり。
将来に響くって言っても、「別に俺がやれば良くね？俺はお前の式なんだし、一生それで構わないだろ。むしろ、好きにやらせて面倒ごとになるよりマシだ。」って！！


酷くない！？
まぁ、柊ちゃんと氷雨さんが何か言ってくれてからは、酷くなくなったけど。
それでもまだ、制限は多いけどね！！


マシになったってだけで！！


本当、酷いよね。
私から仕事ぜーんぶ奪っちゃうんだもん。


って……いけない、いけない。
話が脱線して大火災起こしてる。



A「うん、じゃあよろしくね、国行。
メンドくさいからって中の子達、乱暴に扱わないでよ？
そんな事したら許さんから！！」


明石「そないな事、しまへんって。
自分の事、何やと思ってはるん？」


A「へへっ！冗談！
じゃあよろしくね。
行こうか、薬研。」


薬研「おう。」



皆んなに手を振って床下に潜り、扉の枠組みを左手で掴んで宙ぶらりんになる。
この高さならまぁ、飛び降りても問題無いか。


ほいっ！と手を離して飛び降りた後、薬研も降りてくる。
すぐ近くに横たわる三振り。


クッソ……見れば見る程酷いじゃんか。



薬研「信濃……！不動……！貞ちゃん……！
何でここに！？」


A「薬研、この子達分かるの？」


薬研「あ、ああ……。
信濃藤四郎……そこの赤髪のやつは俺の兄弟。
で、不動行光……髪の長いやつ、は織田の所にいた時の知り合い。
あと、もう1人が太鼓鐘貞宗。
伊達の短刀だ。」


A「ほうほう……。
どれも短刀で、見た所、練度もそんなに高くなさそう……。
オーケー、四代目はクズ確定だな」



私の中じゃ、初対面で確定してるけどな！！

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