【刀剣乱舞】ブラック本丸にて好きにやれって言ったら滅茶苦茶命狙われた(´･ω･`)第5幕！

ただの茶番 ページ23

柊「ぎにゃぁばばばばばは！！？？
何これ！？キモい！気色悪い！！
反吐が出る！！死ぬ！！ってか死ね！！」



普段ほんわかで中々聞かない柊ちゃんの怒号。
と、同時に目の前を黒い何かが横切った。
あまりお目にかかれない速さだった。
プロ野球選手も真っ青だよ。


頭カチ割れたらどうするつもりだよ！！



A「ごめん、誰かー。
っていうか柊ちゃ〜ん！
ちょっと手伝ってくんない？」


柊「オッケー、任せてよ！！
A、お疲れえええええええ！！？？」



光の速さでこっちに来た柊ちゃんが光の速さで驚いて大声を出す。
うわっ……びっくりしたぁ……。
柊ちゃん、もはや人外みたくなってるよ……。
速さが尋常じゃない。
機動いくつ？
高速槍、凌ぐんじゃない？？



柊「コレ、どういう状況？
説明プリーズ。
1番気になるのは、大太刀が全員運ばれて来た事と、そうさんが引きずってる人間のことかな。」


A「カオスがカオスしてカオスしたの。」



まあ、それ言ったらこの本丸全体がカオスなんだけどね。
すっごいもん、瘴気の量。
この量、慣れてなきゃ普通にグロッキー街道まっしぐらだよ。



A「はぁ〜あ。
もう、昨日から色んな事が起こりすぎで何がなんだか分からない。
あ。ちなみにね。
さっきの質問、ちゃんと答えるなら、カクカクシカジカ……」



え？カクカクシカジカ？
別に面倒くさがった訳じゃないよ？
単純に眠いだけ。
なんか、億劫なんだよね〜〜………。



柊「………ん。分かったよ。
じゃあ、大太刀4人が寝れる場所が欲しいなぁ……。
かなり広い場所だね。
あと、ちゃんと呪いを解けるように、落ち着いた場所だよね。」


A「流石、柊ちゃん。
理解力53万の名は伊達じゃないね。」


柊「初めて聞いたよ……」


A「うん、今私が勝手に言っただけだから。」



なんて茶番をしつつも、柊ちゃんは手入れ部屋の、私の部屋と逆方向の部屋を片付けてくれる。
この辺り、空き部屋が多いんだよね。


あ。そうそう。
呪いなんだけどね……。
私の霊視力じゃあ、ぼんやりとしか見えなくて、どの術式なのかが分からないんだよね……。
うん、柊ちゃんの力を借りよう。
そうしよう。
ってか、それしかねぇわ。

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