出した条件 ページ10
A「まぁ、そう言う訳だしさ。
あまり気にしなくていいし、側にいたいって言うなら何食わぬ顔でいても良い。」
そう言うと、また2人同時に抱きついて来た。
ごめんね。
腰がガチで死にそうだからやめてくれないかな?
腰が砕けちゃう(物理)。
……とは言えず、2人の背中をトントン、と叩いてた。
………寝たい。
こんのすけ「A様!帰っておられたのですね!
もう!心配したんですよ!?
政府に殴り込むだなんて無茶…!
こんのすけは、もう心配で心配で…!
政府の最高責任者が話の分かる方だったから良かったものの!!
常識的に考えれば審神者資格剥奪の事案ですぞ!?」
A「え……こんのすけ、ソレ本気で言ってる?」
こんのすけ「本気です!
むしろ、何故お咎めが軽く済むと……」
A「政府の最高責任者が話の分かる奴な訳ないじゃん。」
私が言うと、こんのすけは固まった。
いや、だってそうじゃね?
別に審神者資格が剥奪されようと、私にはどうでも良い事だし。
剥奪されたって、この本丸いても良いじゃん。
私の勝手じゃね?
って感じで、お咎めの方は何も心配してないんだよなぁ。
むしろ大変だったのは、アレだよ。
私を呼び出しといて拘束しようとしたの。
全員ねじ伏せてやったけどな!
はっはっは!
私をナメるなよ!!
A「最高責任者と、取引したんだよ。
私の出す幾つかの条件を飲めば、私は手を出すつもりはない。
けど、守れないって言うなら今回の件の詳細、または刀剣男士神隠し事件の真相を全審神者に公開して、時の政府を潰そうっつー反乱分子を焚き付けてやっても良いぞ?
ってな具合で。」
こんのすけ「ノォォォォォォォォォォォォォォォ!!」
A「こんちゃんや、声量抑えて。抑えて。」
こんのすけ「誰の所為だとお思いですか!!」
A「うん、私」
こんのすけ「分かってるんですかぁ!!
少しは反省して……」
A「誰がするか。」
私が言うと、こんのすけはまた叫んだ。
腰に続いて耳までやられそうだよ。
薬研「大将、どんな条件を出したんだ?」
A「ん?大した事はしてないよ?
えーっと………
一つ、被害に遭った審神者と刀剣男士に政府のトップが誠心誠意詫びを入れる事。
二つ、私の要求はなるべく飲む事。
そして三つ、この本丸に私が許可した以外の人間を入れない事。」
私は、門の近くを睨み付けた。
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鋼夜(プロフ) - 凜心さん» あ……そういえば……((( (2017年8月24日 19時) (レス) id: 0d16a2c0e0 (このIDを非表示/違反報告)
凜心 - 「汝、うんたらかんたら……」とは、某文豪異能バトル漫画の、素敵帽子君ですかね? (2017年8月24日 17時) (レス) id: 4a2ea10aed (このIDを非表示/違反報告)
鋼夜(プロフ) - 林檎大好き兎さん» 面白いなんて!!ありがとうございます!! なるほど……月見ですか(笑) (2017年5月5日 22時) (レス) id: 6e69424cbc (このIDを非表示/違反報告)
林檎大好き兎 - とても面白いです!!! 病人の看病(笑)私は月見と教えられてました←どうでもいいですね (2017年5月5日 21時) (レス) id: 94e6a627e4 (このIDを非表示/違反報告)
鋼夜(プロフ) - 猫耳さん» ああああありがとうございますぅ!!全部見ていただけるなんて……光栄です! ノリで書いてる節があるので、嬉しいです! はい!頑張りますね! (2017年5月5日 15時) (レス) id: 6e69424cbc (このIDを非表示/違反報告)
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