私だって寝たいんです!! ページ45
明石「じゃあ、どないしはるんです?」
A「まぁ、お手上げ………私だけなら。
ね?柊ちゃん?」
柊「うん。おっけー。
んじゃ、一瞬だから見逃さないでねー。」
そう言った柊ちゃんが、スマホでも弄るようにピッと人差し指を下に動かすと、結界が何かに反応してバチバチと火花を散らす。
中心から、少し右にズレた場所だった。
A「見えた。ありがとね、柊ちゃん。
そんじゃ、A、いっきまーす!」
某宇宙ロボ漫画?の主人公のような事を言って、武器生成で大鎌を作り、火花が散った場所目掛けて振り下ろす。
バチバチと再び火花を散らして拒絶する結界。
だ・け・ど!
そんなんじゃ、私は止まらんないぜ?
核さえ分かれば、こんな結界………
A「叩っ斬ってやるッ!!」
柊「ぶっ潰せー!!」
柊ちゃんの物騒な言葉と共に、パキン、と何かが割れる音。
結界が壊れた。
が、勢い余ってそのまま鎌が床に突き刺さってしまった。
……まあ、しゃーない。
A「ふぃ〜……あ。
もう入っても大丈夫だよ〜。」
「ほぉ……?
随分と派手にやってくれたようだな、人の子。」
何故か1番に入って来たのは、三日月宗近でしたとさ。
なんで〜〜?
三日月「人の部屋をこんなに荒らしおって……。
全く……滅茶苦茶ではないか。」
A「いや〜、ごめんごめん。
結界解くために仕方なくてね。
まあ、ちゃんと元通りにするから許してよ。
ところで、何でここに?」
三日月「自分の部屋に戻って来ちゃいけないか?」
んん?
つまり?ここは三日月宗近の部屋であり、鶴さんの部屋でもある、と?
まあ、一人部屋だとしたら広すぎるけどさ?
だけど、お前かぁ……お前なのかぁ……。
はぁ……何でよりによって三日月宗近なのさ。
ついさっき、めっちゃ言い合いしたぞ。
会いたくないわ、あんまり。
鶯丸「主、俺は何処で寝れば良いんだ?」
A「うぐ……流石はハイパーウルトラマイペースだね。
見事に雰囲気ぶち壊してくれてるよ。
んで、寝床?」
鶯丸「ああ。寝たいのだが、場所が分からなくてな。
何せ、俺のいた頃と部屋の配置が変わっているからな。
元々どの部屋にいたのかも分からない。」
A「うわぁお、迷子か。
じゃあ、とりあえずは私の部屋で寝てて。
手入れ部屋の隣だから、すぐわかると思うよ。」
鶯丸「了解した。」
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鋼夜(プロフ) - 凜心さん» あ……そういえば……((( (2017年8月24日 19時) (レス) id: 0d16a2c0e0 (このIDを非表示/違反報告)
凜心 - 「汝、うんたらかんたら……」とは、某文豪異能バトル漫画の、素敵帽子君ですかね? (2017年8月24日 17時) (レス) id: 4a2ea10aed (このIDを非表示/違反報告)
鋼夜(プロフ) - 林檎大好き兎さん» 面白いなんて!!ありがとうございます!! なるほど……月見ですか(笑) (2017年5月5日 22時) (レス) id: 6e69424cbc (このIDを非表示/違反報告)
林檎大好き兎 - とても面白いです!!! 病人の看病(笑)私は月見と教えられてました←どうでもいいですね (2017年5月5日 21時) (レス) id: 94e6a627e4 (このIDを非表示/違反報告)
鋼夜(プロフ) - 猫耳さん» ああああありがとうございますぅ!!全部見ていただけるなんて……光栄です! ノリで書いてる節があるので、嬉しいです! はい!頑張りますね! (2017年5月5日 15時) (レス) id: 6e69424cbc (このIDを非表示/違反報告)
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