シリアス壊すのは得意でね！ ページ33
side無し
三日月「何も知らないとな？
自分の身に起きた事もか？」
焔「そうだよ。
アイツは他の奴が思ってる以上に脆くて弱い。
ちょっとした事ですぐ壊れちまう。
だから、俺が全部消してんだよ。」
ググッ……と指に力を入れる焔。
鋭利な爪が三日月の細い首に食い込み、さしもの三日月も顔を歪めた。
それを見て、焔は口元を歪に歪めてまた嗤う。
焔「ハッ！何だ？
大口叩く割に、随分弱っちいじゃねぇの？
このまま俺が力を込め続ければ、すぐにお前の首が飛ぶ。」
ギチギチと強められる焔の手に堪え兼ねるように、三日月が自身の本体に手をかけたその瞬間。
ガコッと奇妙な音が上から響いた。
その場にいた者は揃って上……天井を見る。
音は次第に大きくなり、断続的に続く。
暫くして、ガコン……と天井に穴が開く。
いや、天井板の一部が外れたと言った方が正しいだろう。
とにかく、天井には人一人通れる程の穴が開いた。
そして、ズダァン！！と大きな音を立てて、何かが落ちて来た。
埃が舞い、多くの者が噎せる中、綺麗に着地を決めたソレは呑気な声を出す。
A「おぉー！やっぱり大広間かぁ！
ビンゴ！私ってば冴えてるぅ！！」
口論の渦中の人物である少女、Aであった。
天井とは言ってもそれ程高くなく、落ちたとしても先程のような大きな音は出ない筈である。
あのような音が鳴れば、怪我の一つでもしていそうだが……。
Aはピンピンしていた。
その派手な登場よりも、刀剣男士達が真っ先に目を止めたもの……。
それは、Aが両手で抱えている青年だった。
燭台切「君、鶴さんに何したの？」
A「あ。みっちゃん。
ご機嫌いかが〜？って、違う違う。
鶴さんの部屋ってどこかな？」
俗に言う姫抱きで自分よりも身長の高い鶴丸国永を抱えるA。
苦しそうな素振りは一切見せず、余裕綽々の表情で目を閉じ、クッタリと自分に寄りかかる鶴丸国永を抱え直す。
その細腕の何処にそんな力があるのか……。
彼女を主と認める者も、認めぬ者も、一斉にそう思ったという。
A「いやぁ、参った参った。
まさか、憑依される刀剣男士が出てくるとは思わなかったよ。
って事で、鶴さん休ませたいんだけど、鶴さんの部屋ってどこですかい？」
明るい声を出して呑気に喋る彼女は、まさにゴーイングマイウェイ、である。
憑依した歴代の審神者、マジ処す→←氷点下通り越してブリザードが発生
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鋼夜(プロフ) - 凜心さん» あ……そういえば……((( (2017年8月24日 19時) (
レス) id: 0d16a2c0e0 (このIDを非表示/違反報告)
凜心 - 「汝、うんたらかんたら……」とは、某文豪異能バトル漫画の、素敵帽子君ですかね？ (2017年8月24日 17時) (レス) id: 4a2ea10aed (このIDを非表示/違反報告)
鋼夜(プロフ) - 林檎大好き兎さん» 面白いなんて！！ありがとうございます！！ なるほど……月見ですか（笑） (2017年5月5日 22時) (レス) id: 6e69424cbc (このIDを非表示/違反報告)
林檎大好き兎 - とても面白いです!!! 病人の看病(笑)私は月見と教えられてました←どうでもいいですね (2017年5月5日 21時) (レス) id: 94e6a627e4 (このIDを非表示/違反報告)
鋼夜(プロフ) - 猫耳さん» ああああありがとうございますぅ！！全部見ていただけるなんて……光栄です！ ノリで書いてる節があるので、嬉しいです！ はい！頑張りますね！ (2017年5月5日 15時) (レス) id: 6e69424cbc (このIDを非表示/違反報告)
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