【番外編】弟が見てて思い付いた ページ13
薬研「焔の旦那。ここいらで一旦、落ち着いたらどうだ?
そろそろたい…Aが飽きちまって暴れ出すかもしれねえぜ?」
A「失敬な!確かに徹夜明けでテンションあげぽよ()だけど、暴れ出すことなんてないもん!!」
薬研「ほらな?」
名探偵とかいうおっさんに摑みかかる焔を宥めたのは、みんなの頼れるアニキ!薬研藤四郎さんです!!
イェーイ、パチパチ!
……ただし薬研、焔を止めるためとは言え、私をダシにするのは頂けないぞぅ!
そして焔!
お前も私を見て納得するんじゃないやい!
現世で暴れたら即・警察行きか、周囲からのバッシング(物理)がヤバいって身に染みてわかってるんだから!!
そこまでお子ちゃまじゃねーんだよ、私は!
乱「え!?A、また徹夜したの!?」
薬研「おう。今んとこ、3日目みてぇだぜ」
A「待って!?何で薬研知って……マガトキかぁぁぁ……!」
驚いた乱ちゃんの声に答えた薬研。
その正確な日数まで知ってることに慄いた。
だって私、みんなにバレたら強制的にオフトゥン行きなのは分かってたから、こっそり徹夜してたのに!
って思ったら、マガトキが自分だとアピールしてきた。
マジかよ、マガちゃん…君だけは私の味方だと思ってたのに……!!
この世に私の味方はいないんだぁぁぁぁ!
和睦の道はないのでしょうかぁぁぁぁ!?
不動「あるっ……じゃなくて、A!
徹夜は健康に悪いからダメだってみんな言ってるだろ!?
もし、Aに何かあったら…俺っ……俺っ…!」
A「うわぁぁぁぁ!!
ごめん、ゆきちゃん!!心配かけて、本当にごめん!もうしない!!徹夜はもうしないから泣かないでぇぇぇ!!」
目をうるうるさせて訴えるゆきちゃんに慌てて叫ぶ。
周囲から変な目で見られてる?
知るか。天使が泣いてるんだぞ?周りの目なんぞ気にしてられるか。
不動「……本当?」
A「本当!本当だよ!何なら今ここで誓います!!
どうすればいい!?指!?指落とせば良いの!?それとも首を差し出す!?」
厚「A……それ、歌仙さんだから…」
私がゆきちゃんを宥めるのに必死になってる
って思ってたら……次の瞬間、ゆきちゃんは満面の笑みで言った。
不動「良かった」
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