検索窓
今日:5 hit、昨日:0 hit、合計:632,937 hit

敵が増えたぜ((( ページ32

「そ…それって、失敗してたら審神者様、死んじゃってた…って事ですか……?」


「そうだな。」


「えーー!?
ダメだよ、そんなの!!
審神者様、もう無茶しちゃダメだからね!!」


と言った乱ちゃんに始まり、皆んなが口々に「そうだそうだ」と言う。


皆んなの優しさが身に染みるけど……この本丸来てから心配しかさせてないわ。
ごめんよ、皆んな。
主に行安とか江雪とか宗三とか小夜とか……。


「こんなに心配かけるとか……消えてしまいたい…」


「さにわさま!!おこりますよ!?」


「ごめんなさい。」


私の呟きに反応した今剣がぷくっとほっぺたを膨らませて怒って来たから土下座した。
どうでもいいけど今剣可愛いぞ。
短刀達が可愛いくて尊い……。


「貴女は本当に何を考えているんですか…?」


「しゃーねぇよ、宗三。
コイツ馬鹿だから。」


「それはここ数日で嫌という程知りました。
というか、いつ帰って来たんですか?村正。」


「ん?Aが倒れた時。
お前ら大広間で騒いでたろ?
丁度そん時だなぁ。」


「今まで隠れてたんですか?
……悩みの種が尽きませんね。」


「ンな悲しい事言ってくれるなよ、宗三。」


馬鹿とは聞きずてならないな!!
これでも学校の成績は良かったんだぞ!?
途中から登校拒否してたけどさ!


「って……村正、めっちゃ馴染んでるな。」


「まぁ……俺も元々ここの本丸にいたし。
つか、ここの本丸の初期刀が加州で初鍛刀が行安、その次が俺だし。」


「本来実装されてない筈の妖刀二回連続で鍛刀するとか化け物か、前任は。」


「前任じゃありませんよ。
初代です。貴女は7代目ですよ。」


「うわぁお…まさかのラッキーセブン。
そして圧倒的説明不足の政府を潰したい衝動に駆られた。」


そう言うと慰めてくれる短刀達。
やだ、皆んないい子。
可愛いし、良い子だし、優しいし。
この子達に免じて今回は見逃してやろう。
命拾いしたな、政府よ。


「うん。ありがとう、皆んな。
とりあえず、今私はぶっ飛ばしたい人が何人かいるから少しずつ潰していくよ。
先ずは、ここの初代と6代目までかな。」


黒い笑みを浮かべてたとか知らない。

古代ローマまで遡る格言だぞ。→←お礼とは……何故?



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (103 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
296人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

鋼夜(プロフ) - Loveasu42211さん» 申し訳ありません。 自分でも読み返してそう思いまして……。 二章から誰が喋っているのか明記するようにしました。 文字数の関係上、こちらはこのままになってます。 すみません……。 (2017年7月26日 15時) (レス) id: 0d16a2c0e0 (このIDを非表示/違反報告)
Loveasu42211(プロフ) - 誰が喋っているか分かりません (2017年7月26日 14時) (レス) id: edb9424f8f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:鋼夜 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2017年1月3日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。