刃物教室開始 ページ12
化野side
そんなこんなで、あっと言う間に放課後。
八百万ちゃんは葉隠ちゃんの席を借りてボクの方をキラキラした目で見てくる。
…そんな期待しないでほしい。
あぁ……天喰先輩の気持ちが良く分かる気がする…。
今すぐ帰ってしまいたい…。
化野「えっとそれじゃあ、八百万ちゃん。
まず、八百万ちゃんの作れる刃物を
八百万「分かりましたわ！！」
ボクの要望にハッキリと頷きを返し、半袖のシャツから伸びる腕から幾つか剣を出す。
良くファンタジーなんかで騎士系のキャラが持ってるような両刃剣(バスターソードやクレイモアって言うんだけど)、ダガーナイフ、サーベル、レイピア、様々な大きさの日本刀…。
八百万「ふぅ…このくらいでしょうか。」
化野「へぇ…結構知ってるんだね。
……ちょっと失礼。」
八百万ちゃんに失礼して、それぞれを手に取らさせてもらう。
それぞれ反り具合や重さを確認する。
反りは問題なし。
ただ、実物を持ったことがないのか、重さは軽めで安全面からか刃はつけられてなかった。
つまり、この状態じゃ何にも斬れない。
化野「ん。そうだね…ありがとう。
じゃあこっからは八百万ちゃんに実物を見てもらおうと思う。」
そう言ってボクは万一用に学校に置きっ放しにしているトランクを開ける。
そして一個一個、トランクから出していく。
って言ってもコスチュームに隠せるように小ぶりのものばかりだし、種類もそんなに多くない…と、思う。
八百万「とてもたくさんありますよね。」
化野「その時々によって使い分けるからね。
それじゃあまず、これから説明していくね。
コレはスローイングナイフ。
その名の通り投擲用のナイフで、ボクのやつはかなり軽く作られてる。」
一つ一つを手に取りながらその用途と名称について説明していく。
スローイングナイフ、タガーナイフ、サバイバルナイフ、フォールディングナイフ、ブーツナイフ、マチェット、ダイビングナイフ、ククリナイフ、ジャマダハル、ソードブレイカー、そしてリンに持って来てもらったカットラス。
化野「あとここにあるのは暗器だから後で説明するとして…。
八百万ちゃん、ちょっとこのカットラス持ってみて。」
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ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - 鋼夜さん» ステイン様の小説も書いて欲しいです (2018年9月9日 16時) (
レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
鋼夜(プロフ) - きなこねこ。さん» 楽しみにしてくださり、ありがとうございます！！ 次章でも楽しんで頂けるよう、頑張りますのでどうぞよろしくお願いします！ (2018年4月29日 22時) (レス) id: 0d16a2c0e0 (このIDを非表示/違反報告)
きなこねこ。 - もうすぐ７章目ですねー!輪廻ちゃんがどう動くのか楽しみです！ (2018年4月29日 0時) (レス) id: d0d6790e43 (このIDを非表示/違反報告)
鋼夜(プロフ) - きなこねこ。さん» ありがとうございます！楽しく読んで頂けているのなら、本当に嬉しいです！ (2018年4月21日 22時) (レス) id: 0d16a2c0e0 (このIDを非表示/違反報告)
きなこねこ。 - 楽しく読ませていただいています!輪廻ちゃん好き...。もっと伸びてほしい! (2018年4月21日 22時) (レス) id: d0d6790e43 (このIDを非表示/違反報告)
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