体育祭の翌日・S ページ48
四条side
光己「りーんーちゃーん？」
輪廻「み…光己、さん……。
ご無沙汰シテマス……。」
光己「うん、本当に久しぶりだね。
今までどこに行ってたのかなぁ？
なぁんにも言わずにいなくなっちゃうから、みんな心配してたんだんだよ〜？」
輪廻「ご……ご、ごご…ごめんなさい！！」
如何にも怒り心頭な女性が立っていて、さっきの男性が後ろであわあわしていた。
そして、そんな彼女に向かって震える声で土下座するリン。
うん、リンじゃないけど土下座したくなる。
この
光己「勝己から聞いてびっくりしたし、昨日のアレは何かな？」
輪廻「き…ききききき昨日のアレ…とはなんでしょうか…。」
光己「とぼける気？ノワールって、りんちゃんでしょ？」
……鋭いな……。
っていうか、この女性、背後に般若が見えるんだけど……。
そういう個性？
輪廻「……の、ノーコメントって…できますか……？」
リンがそう言った瞬間、頭に衝撃。
あまりの痛みに悶絶する。
何が起きたのか全く分からないけど、頭がぐわんぐわんして、殴られたのかなぁなんて。
まぁ、転がってるフライパンが増えてるから、それで殴られたんだろう。
……フライパンって凶器だね。
勝「光己さぁぁぁぁぁん！！？」
光己「やだっ！！私ったら……！
大丈夫ですか！？」
四条「だ、大丈夫です……。」
輪廻「痛い…アレ絶対痛い…。」
慌てて駆け寄ってきた女性の手を借りて立ち上がる。
頭ぐらぐらだ。
この後の仕事、大丈夫かな……。
ちゃんと個性、使えるといいんだけど……。
光己「ほ、本当に大丈夫ですか？
すみません、こんな……。」
四条「あ。いえ、気にしないでください。
ぼけっとしてたこちらにも非がありますので……。」
女性の熱も少しは冷めたのだろう。
みんなでお茶を飲みながら、話し合うことになった。
光己「それで、あの……。」
四条「あ。申し遅れました。
四条志貴と申します。
リンの保護者をさせて頂いております。」
光己「そうですか……貴方が…。
爆豪光己と申します。
勝己から聞いております。」
勝「爆豪勝です。」
お互いにぺこぺこと頭を下げ合う。
唯一の接点であるリンは呑気に欠伸。
……なんだこの状況。
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鋼夜(プロフ) - さのさん» あ。気付かれる方がいらっしゃいましたか！！w (2017年12月3日 10時) (
レス) id: 0d16a2c0e0 (このIDを非表示/違反報告)
さの - 輪廻ちゃん…たこ焼き食べたいんだねぇ！美味しいもんね！たこ焼き！ (2017年12月3日 4時) (レス) id: e63060316e (このIDを非表示/違反報告)
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