体育祭の翌日・S ページ46
四条side
「…あれ？リンちゃん……？」
病院を出て、リンと2人でのんびりと歩く。
仕事が目白押しなのも大変だけど、いざ非番となると暇だね。
なんて社畜丸出しの会話をしながら。
いやいやいや！！
折角、久しぶりに師弟水入らずでのんびりしてるのに、こんな会話！？
他に話題が無いんだけども！！
毎日顔合わせてるしね！！
そんなポンポン思いつかないよ！！
で、結局、リンの家の掃除でもしようか、なんて言ってそこに向かっていた。
そういえばリン、もう二週間も家空けてるんだよなぁ……。
そりゃ、掃除しないとだし、何より、幻もそんな所に住めない。
入った瞬間、発作起こしてポックリ逝っちゃいそう……。
輪廻「ん？あ。勝さん……。」
名前を呼ばれたリンは振り返って驚いたように目を見開く。
……話しながら歩いていたら、いつの間にか住宅街に来ていたらしい。
その中の一軒家。
丁度中から出てきたらしい眼鏡の男性は、どうやらリンの知り合いのようだ。
表札を見ると、『爆豪』……。
四条「……あー……」
納得すると同時に、思わず声を出す。
隣でリンが呆れたように横目で見てたなんて知らない。
四条「リン、先に行ってようか？」
輪廻「師匠だけ先に俺ん家行っても鍵がねぇじゃんかよ。
どうやって入るんだよ？」
四条「え？ピッキング。」
輪廻「不法侵入者として警察に突き出したろうか。」
勿論、ピッキングは冗談だ。
リンに鍵を借りるか、着いたら連絡してまたブラブラと散策しようかと思っていた。
けれど、リンの目が予想以上にマジだった。
この手の冗談はもう二度と言わない、と密かに心に誓った。
勝「あぁ、やっぱりリンちゃんなんだね。
久しぶりだね！元気そうで良かったよ。」
輪廻「ご無沙汰してます、勝さん。
すみません、連絡できなくて。」
勝「あはは。大丈夫だよ。
……そうだ。ちょっと上がって行ったらどうだい？」
輪廻「あ。いや……」
勝「あ…もしかして、何か用事が？」
輪廻「いえ、特に用事は無いんですけど…」
そう言ってこちらをチラリと見るリン。
……あぁ、オレに気を使ってるのか……。
四条「いいよ、リン。少し上がらせていただいておいで。先に行ってるから。」
そう言って背中を押したら……。
勝「そちらの方も一緒にどうですか？」
四条「え？オレ？」
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鋼夜(プロフ) - さのさん» あ。気付かれる方がいらっしゃいましたか！！w (2017年12月3日 10時) (
レス) id: 0d16a2c0e0 (このIDを非表示/違反報告)
さの - 輪廻ちゃん…たこ焼き食べたいんだねぇ！美味しいもんね！たこ焼き！ (2017年12月3日 4時) (レス) id: e63060316e (このIDを非表示/違反報告)
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