エキシビションマッチ ページ13
輪廻side
お楽しみのレクリエーションも終わり、今、俺はセメントスが作ったステージの真ん中で深呼吸をする。
勿論、レクリエーションは参加してない。
だって怠いんだもの。
つか、話があるからって師匠とトリさんに呼び出されてた。
今から、最終種目のトーナメントのエキシビションマッチを行うらしい。
まぁその前に猿夫やB組のヤツが辞退したりと色々あったけどね。
騎馬戦通過者対、俺。
つまり、16vs.1。
圧倒的に俺が不利ではあるが……これで良いと思う。
これで、やっと……俺はあの過去を清算できるだろうから。
マイク『そんじゃ行くぜ、エキシビションマッチ！！
騎馬戦を無事通過した16人！
スターーーート！！』
マイクのやかまし過ぎる声を聞きながら、俺は閉じていた目を開ける。
そして植物操作で蔓を伸ばして数人の身体に巻きつけて場外へ。
掛かったのは……B組の2人と、三奈、百、お茶子、鋭児郎、電気、範太、優雅……それとサポート科のヤツ。
10人、か……。思ったよりも減ったな。
切島「んな！？騙し討ちかよ！ずりぃ！！」
輪廻「ズルくなんかねぇよ。
『兵は詭道なり』。戦いは常に騙し合いだっての。」
勝己と出久は、俺の性格分かってるから避けるのは分かってた。
焦凍も、なんとなく避けられる気はしてた。
天哉と踏陰、人使は意外だった。
つか、人使の場合は他のヤツ盾にしてたな。
マイク『開始早々、ノワール仕掛けたぁ！！
過半数が場外！！こりゃノワールの独壇場があり得るぞ！！』
相澤『いや、そうとも言い切れねえだろ。』
勝己の爆発を避けたら、そこに焦凍の氷が迫って来る。
手をナーガ化して氷を砕けば、そこに踏陰の
……コイツら……多分、無意識だが、かなり連携が取れてる。
そーなりゃ……悪いけど、まずは出久と人使が狙いどころか。
いや、その前に天哉のあのスピードをどうにかしねぇとダメか。
あのスピードじゃ、騙し討ちも殆ど意味がねぇしな。
勝己と焦凍は基本、後だな。
あの2人相手にするには、この会場はちと狭いと思う。
輪廻「はぁ……面倒だから、五分でケリつけさせてもらうわ。」
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鋼夜(プロフ) - さのさん» あ。気付かれる方がいらっしゃいましたか！！w (2017年12月3日 10時) (
レス) id: 0d16a2c0e0 (このIDを非表示/違反報告)
さの - 輪廻ちゃん…たこ焼き食べたいんだねぇ！美味しいもんね！たこ焼き！ (2017年12月3日 4時) (レス) id: e63060316e (このIDを非表示/違反報告)
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