_________________【呪術廻戦】

両面宿儺1 ページ2

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伏黒恵と零鳴紅Aはとあるものを回収するためとある学校に来ていた



記録
2018年6月

宮城県仙台市
杉沢第三高校



伏黒「……ないですよ」

《え？》

『百葉箱空っぽだよ五条さん』

《マジで？ウケるね(笑)》

伏黒「ぶん殴りますよ」



伏黒とAが百葉箱を開けると回収するものがどこにも無い



念の為Aが百葉箱の裏や中に張り付いていないかを確認するも、あるはずのものが無い



それを伝えると電話の相手、五条悟は《それ回収するまで帰ってきちゃ駄目だから》とめんどくさい仕事をドドっと押し付けられたような感覚になる伏黒



『はーい。恵、二人で頑張ろう』

伏黒「…そうだな(今度マジで殴ろう)」

《あっ、イチャイチャするの禁止だからね！！》



最後の一言が聞こえる前に伏黒は電話を切った



伏黒曰く、唯一の癒しであるAをちらっと見て、ため息をつく



伏黒「(Aが一緒ならいいか…)」



立ち上がり歩きだす伏黒について行くAはそこまで苦でもないという顔をしている



伏黒「Aは五条先生の投げやりによく着いていけるな」

『慣れれば楽だよ。それに今は恵と一緒に任務できる事が凄く嬉しいんだ〜』

伏黒「…そうか(天然タラシすぎんだろ)」

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