▽ ページ17
あの後、ストリート4人組と適当な雑談を交わしながらも確実に1個1個ファイルの確認をしていった
そして、塵も積もれば山となるものである
｢やっと見つけたぁ…手こずらせやがって｣
杏｢えっ、まじ！？｣
｢マジよ、マジ｣
あるファイルに明らかに今まで見た種類のデータとは違うものを見つける。
軽くプログラムコードを解読してみたが明らかにセカイを創造し支える役目じゃないコードなのはすぐにわかった。
しかし、ここまでくればあとはバスターするだけのお仕事。
ファイルの中のデータををすべて抜けなく見ていく、という作業から抜け出したことによる開放感に思わず手を後ろに回して体をのばす。
まだ油断してはならないのだけども……あとはバスターする簡単なお仕事だけなので許して欲しい。
ある程度伸びたら1度体制を整え、ホームポジションに指を置き万全の状態にする。
｢…よし、シェーア、ウイルスバスターするぞ｣
すると、シェーアはキラキラとした目で次の言葉をこぼす
sye-a｢了解です！ここからが本業ですよ〜！一瞬でキレイキレイにしてあげようじゃないですか！perfect・deleteです！｣
パソコンの中をめっちゃキャピキャピとしながら大人気なく動きまわる、そちらの方も準備は万端のようである。
ウイルスはジリジリと拷問のごとく痛めながら殺しても何も音を上げないし、その間にもセカイは侵食されていく
それだったらぱっぱと跡形なくdeleteした方が早い
｢それじゃあ、さっさかdeleteしましょうかねぇ…よろしく、シェーア｣
sye-a｢了解です！キレイキレイにさせて頂きましょう！…破壊ツール起動！perfect delete！｣
その瞬間
デスクトップは薄水色に染め上げられた
＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿
シェーア｢delete率、100%…完全ウイルス除去完了…破壊ツールの作動をstop、…ご友人！お仕事完了です！｣
｢うん、シェーアお疲れ様。なにか追加しておいてほしい機能とかある？｣
sye-a｢そうですね…先日頂いたお菓子のプログラム！あれめっちゃ美味しかったんであれ貰ってもよろしいですか？｣
お菓子プログラム…あ、なんか試作品にショートケーキ食わせた記憶あるわ。
｢そう？ならお菓子の種類は今回は何がいい？｣
sye-a｢マカロン！｣
｢ｵｯｵｳ、｣
あまりの勢いに思わずびっくりしてしまったが…マカロンね
｢了解、作っておくね｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 77人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「プロセカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ルイン(プロフ) - 漣@ある大星人になりそうさん» ありがとうございます！ぶっちゃけタイトルはいいのが思いつかずに結構ノリと勢いで書いたんですよ笑。これからもご期待に添えるようしっかり頑張って書いていきたいと思います！ (2020年10月31日 17時) (
レス) id: e49100a947 (このIDを非表示/違反報告)
漣@ある大星人になりそう(プロフ) - タイトルに惹かれました。控えめに言って好きです。 (2020年10月31日 17時) (レス) id: 2c758a340b (このIDを非表示/違反報告)
ルイン(プロフ) - ヱヰさん» ありがとうございます！そう思ってた貰えるととても嬉しいです！これからもご期待に添えるようにしっかりと書いて行けたらなと思います！ (2020年10月31日 15時) (レス) id: e49100a947 (このIDを非表示/違反報告)
ヱヰ(プロフ) - コメント失礼します。自分的にこのお話ほんと大好きなので作者さんには感謝しかないです。続き楽しみに待ってます (2020年10月31日 15時) (レス) id: 71bcd486fc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ルイン | 作成日時：2020年10月25日 20時
