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sye-a｢そんな！聖徳太子になれないご友人のため、超高性能AIのシェーアちゃんが皆さんの疑問にお答えしちゃいましょう！｣
そんな所をシェーアがキャピキャピしながら出張ってきた
いや、自分は聖徳太子みたいに言葉を全て聞き分けられるぶっ壊れた脳みそは持ちたくはないんだが…
…まぁこういう時にはほんと助かるから別いっか
｢シェーア、頼む｣
sye-a｢はいはーい！ご友人はメンテナンスのご用意を念入りにしてどうぞ！｣
｢ありがとう｣
そして、自分は言われた通り、メンテナンスの準備をはじめることにした
＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿
sye-a｢ご友人！ご説明終わりましたよ！｣
｢ご苦労さん。こちらも準備はOKだからあとはミクを連れてくるだけなんだけど…｣
デスクトップを再び見て準備が終わったのを確認してると
？｢…あ、あの！｣
帽子かぶった女の子から声をかけられた
｢ん？どうしたの？｣
デスクトップから目を離し、声の方を見ると少し顔を青くして不安そうで、あと少し辛辣な言葉を言ったら泣いちゃいそうなくらいに不安定な様子が伺えた
？｢…あ、その、ほ、本当にミクちゃんは…このセカイは…｣
…あぁ、これは
軽くパニクってるな
かなりどストレートに現実を突きつけたなあいつ
やっぱ後で超クリック連打の刑に処さねばなぁ…自称プリティAI、それとあいつに一応報告しておくか
｢はぁ、｣
自分が息を吐くと同時に肩をビクッとさせ、ついに涙が目から顔を覗かせてきた
…あかんあかん、そう言う自分も怖がらせてる
こういう時は、だいたいあいつに任せてたけど…んー…
＿＿＿＿ね、A。こういう時は相手が安心するように、自分が思ってる正直なことを言えばいいんだよ
…そっか
｢大丈夫、絶対、絶対に助けるから。君らの思いも、ミクたちも、このセカイも｣
？｢……ほ、ホント？｣
すると、子供のように同意を求める帽子の子
｢うん、かならず｣
それだけ言ってデスクトップに視線を戻す
不器用な自分はこのぐらいしか言えない
相手を安心させたりする言葉を言うのはアイツの方が言うのが上手いし、あいてに現実を突きつける言い方をするなら褒めてるかどうかはわからんがシェーアの方が上手い
だけどこの思いだけは偽っていないから。
こんな、誰からか送られてきた意味わからんウイルスにセカイを、みんなの想いを、バーチャルシンガーを壊されたくないから。
自分は歌声を、想いを、セカイを治す
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ルイン(プロフ) - 漣@ある大星人になりそうさん» ありがとうございます！ぶっちゃけタイトルはいいのが思いつかずに結構ノリと勢いで書いたんですよ笑。これからもご期待に添えるようしっかり頑張って書いていきたいと思います！ (2020年10月31日 17時) (
レス) id: e49100a947 (このIDを非表示/違反報告)
漣@ある大星人になりそう(プロフ) - タイトルに惹かれました。控えめに言って好きです。 (2020年10月31日 17時) (レス) id: 2c758a340b (このIDを非表示/違反報告)
ルイン(プロフ) - ヱヰさん» ありがとうございます！そう思ってた貰えるととても嬉しいです！これからもご期待に添えるようにしっかりと書いて行けたらなと思います！ (2020年10月31日 15時) (レス) id: e49100a947 (このIDを非表示/違反報告)
ヱヰ(プロフ) - コメント失礼します。自分的にこのお話ほんと大好きなので作者さんには感謝しかないです。続き楽しみに待ってます (2020年10月31日 15時) (レス) id: 71bcd486fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルイン | 作成日時：2020年10月25日 20時
