バレーはもうしない2

49話 ページ7

ミーティングの後 夕(ゆう)に声をかけられた

西谷「Aさ」

『あーうん なに』

西谷「及川と何話したの」

真剣に聞いてくる と言うより少し怒ってるそんな気がした

『…普通に だよ 今までのこととかいろいろ』

西谷「影山 すげー落ち込んでたぜ」

分かってるそんなこと分かってるよ 顔見れば分かるけど私が声かけるなんておかしいじゃん…

『うん、』

西谷「選手だったお前なら分かるだろ 少しのことでプレーに支障が出る」

『分かってるそんなこと』

西谷「そんなこと？ 何言ってんだよお前！ 」

びっくりするくらい突然怒鳴った

それに体育館にいたみんなも気づいて出てきた

『私が悪いのは分かってる けど 夕(ゆう)にそんなふうに言われる意味はわからない』

私のせいで怒ってるのについ 私も言い返してしまった

西谷「お前の行動がどんだけあいつ(影山)を傷つけてるか気づけよ、」

私の行動______が 飛雄を 傷つけてる

西谷「分かってなかったのかよ お前の思わせぶりの((

『分かってるよ！そんなこと…わかってるんだよ自分の行動がどんだけ 相手に期待させてしまってるのかだって…わかってるんだよちゃんと、 それでもこのまま一緒にいれば 飛雄を好きになれるって思えたから！ 』

西谷「…俺はさ お前が幸せならいいって思ってた」

夕(ゆう)は突然落ち着いて 話し始めた

西谷「けど お前の行動がチームにマイナスなら黙ってない 今のお前はチームの士気を下げる原因になってる」

チームの士気を下げる原因_______。

西谷「 大地さん 旭さん 菅さん 潔子さん 全国行くのは今年が最後のチャンスなんだよ ここにいるみんなと春校に行きたいそれはお前も同じで… 」


下を向く夕(ゆう)

西谷「素直でまっすぐなお前を俺は好きになった けど今のお前は大っ嫌いだ このままチームの邪魔するなら バレー部辞めてくれよ…A」

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