バレーはもうしない2

番外編【ラスト】 ページ42

綺麗な花火が上がるのを大好きな人の隣で見れることが凄く幸せだった

及川「それにしても人多いな」

友達には彼氏と合流したと連絡をしておいた
明日怒られるだろうな……笑笑

『そうだね?? 』

結局座れる頃が無くて 立ち見になってしまった

及川「来年は浴衣で着てね」

『えっ？ 』

及川「だってAの浴衣見てないし 」

『……じゃ徹も着て あーーやっぱうそ』

だって徹が浴衣なんて着たら余計女子がこっち見てくる…… 今だってかなりの目線を感じてるのに

及川「えーーなんで？ 俺もAと浴衣着たい けどAが浴衣着てるのみたら お祭り来たくなくなるかも」

『えっ酷くない!?』

私がそう言って下を向くと 徹は私に小声でこういった

及川「だってそんな可愛いA 他の男に見せたくない 」

『……///// 』自分でも分かるくらい体が熱くなってる

及川「照れてる？ 可愛い」そう言って笑う徹

『てっ照れてないから!! もーほんと徹 きら((

嫌い！っと言おうとしたら

chu))

及川「えっなに？ なんか言った」

『いつも 突然すぎるんだよ……/////』

及川「はいはい ほら花火また、上がり始めたよ？」

そう言って 私を後ろから抱きしめる 徹

包まれてるって感じがして私はすごく嬉しかった

『……徹 私もっとわがまま言っていい？』

及川「もちろん もっと言ってほし((

私は振り向いて キスをした

『もう1回 キスして？』

身長が違うから私が顔を上げないと徹の顔は見れない

顔を上げた瞬間花火が上がって 徹の顔がてらされた


『……顔真っ赤ww』

及川「うっうるさい A 俺もわがまま言っていい？」

『うん いいよ』

及川「もっと会いに行っていい？ Aが練習で忙しいと思って連絡とか会いに行くのとか 控えてたけど…… Aにもっと会いたい せっかく近くにいるんだから」

『……私も徹が練習あるからって思ってた…… もっともっと会いに来て 私も会いたい』

そう言って抱きしめられた

そしてゆっくり 離れて……


キスをした 1番甘い甘いキスを徹はしてくれた



この先私達はバレーという同じものを続けていく


ともに居れないこともあるかもしれない

それでもお互いがお互いを思う気持ちがあればきっと 繋がっていられる



及川「A 愛してる」



『____________』



あなたならここでなんと返しますか？


まだまだこのふたりは始まったばかりです。



【完結】

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