バレーはもうしない2

番外編【影山飛雄】 ページ37

『飛雄 久しぶりだね？ 春高凄かったよ』

影山「見に来てたの知ってました」

その一言に私は驚いた まさか気づかれてるなんて_____。

影山「けど Aさんが顔出したくないなら会いに行かない方がいいと思ってました」

『そっか ありがとう 』

日向「Aさーーん！ バレー教えてください!!」

『バレー教えるって…… いいよ！やろっか』

私は体育館に入った 久しぶりだな……

烏養「お！Aじゃねーか 調子はどうだ」

『こんにちは いい感じですよまぁ……まだ試合には出れそうもないですけど』

月島「Aさんが出れないって意外ですね」

『ポディション変えたからね レフトでだったら出てるよ？ 』

影山「ポディション変えたんっすか？」

『うん 飛雄 私今セッターやってるの 私にトス教えてくれない？』

影山「……いいっすよ けど負けないっすよ俺」

成長した 私が知ってる飛雄はもうどこにもいないと思った


練習参加したり 試合に出してもらったり

１日楽しかった 3年生も私がいるって聞いてあいにきてくれた

みんなに会えて本当に楽しかった

影山「Aさん、送ります 及川さんの家っすよね」

『ううん大丈夫 ごめんね？』

田中「おおーAいいじゃねーか！ 影山Aに会うの楽しみにしてたんだぜ？ なぁー影山ーー」

月島「いやいや 違う人ならともかく王様に送られてるの見たら流石に怒るでしょ」

そうなんですよ よくお分かりで笑笑

徹が許すわけもない_______笑笑

影山「電話貸してください Aさん」

『えっあっうん』

私が電話を私と 急に飛雄が電話し始めた

『ちょ！ 飛雄!?』

影山〈及川さんですか？ もう少しで終わるんですけど Aさんのこと俺送って帰っていいですか？ いやだったら早く迎えに来てください〉

山口「これは及川さん飛んでくるね」

田中「まぁ 拝んでやるか！ 久々にあの顔を!!」


『飛雄…』

影山「俺 諦める気無いっすけどやっぱAさんはあの人の横じゃないと幸せな顔見せてくれないから」

『ありがとう』

西谷「おーおー影山男だな!!」

田中「それでこそうちの選手だーー！」

騒いでる みんなそんな中潔子さんは私にそっと呟いた

清水「影山だけじゃない あなたの笑顔が見れるならって諦めた人は他にもいる だから その人の分までいっぱい笑ってね」

『潔子さん……！ はい!! ありがとうございます』

私は幸せ者だ こんなにも素晴らしい 仲間が沢山いるんだから

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