バレーはもうしない2

68話 ページ26

及川さんからの告白 __________。

振られてから今日まで こんなことはもう起きないだろうと思っていた


『夢じゃないですか…』

クスリと笑う及川さん 立ち上がってこう言った

及川「じゃ夢かどうか確かめてみようか」

そう言って 握っている私の右手を上にあげてそのまま引っ張られた

その勢いで私は立ち上がった…。 そして気づけば…


及川さんとキスしていた___________。


及川「どう？ 夢じゃなかったでしょ？」

離れるとすぐに抱きしめられてそう尋ねられた

及川「A 返事聞かせてくれる？」

抱きしめられた手の力が緩む

私は離れてから顔を上げた

相変わらず 顔を真っ赤にする 及川さん

なんでもスマートにやってしまう及川さんが照れ性というのは私だけが知っている秘密だと勝手に思っている

『… 隣にいたいって言ったじゃないですか！』

気づけば私は涙を流していた。

『大好きです 及川さん』

と言った瞬間また 引き寄せられた

及川「だーかーらー及川さんと敬語禁止って言ったでしょ？？ …A 」



別れを経験したからこそ わかるお互いの大切さ

大好きで仕方ない人 もう離れるのは絶対に嫌

ずっとこの人の隣で笑っていたいし笑っていて欲しい


及川「A…大好きだよ もう絶対離さない 逃げたくなっても逃がさないから覚悟しててね？」


『徹こそ！ まーた 私に先越されたからって変な勘違いして … 私の前から居なくならないでね！！』


徹はびっくりしたような顔をした

及川「…A それどういう事？ もしかして…」

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