ココロ、見つけた。【NA】

10話 ページ11

和也視点


翔「あれ？松潤一人？」
潤「うん」

和「雅紀さんは？」
潤「入院中のお兄さんのところ」

あの人、兄弟いたんだ

そう思うと普段話ししないから
殆ど知らないんだ

翔「発案者がいうのもなんだけど
今からどーする？」
潤「…俺、寄りたい所があるんだけど」


そう言って向かったのは家
潤「まーの部屋に興味があるんだよね」

翔「俺も気になる〜」
和「勝手に入って大丈夫なの？」
潤「ま、いいでしょ」

説得し切れず、俺も強引に共犯にされられる

バレなきゃいいけど
翔「見事に普通だなぁ」

潤「ベッドの下にエ○本は無し」
そんな情報いらね

翔「うわぁ、すげーオシャレな服いっぱい」
和「は？」

潤「まーはファッションに結構興味あるんだよね」
そんな筈ない…

だってあの人は休みの日はＴシャツをジーンズにインしてるし

こんな服見たことない

俺の中での彼がどんどん薄暗い霧の中に包まれていく

元々ミステリアスだとは思ってたけど
これで確信に変わった

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