短編集【ヴィランズ手下】 (ページ4)

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風邪っぴき［マルフィ］ページ4

・マルフィと恋仲

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貴方side

最近頭痛いなとは思ってたけどさぁ…

『まじかぁ…』

38.5度。

私A。風邪をひいたみたいです。よりにもよってこんな大事な日に。

『最悪だぁ…今日はマルフィとパークに行くはずだったのにぃ』

なんか熱があるって分かったら急に寒くなってきた…

マルフィに行けないって言わないといけないのに、頭痛すぎて動けない…

『後で、いっか…』

・・・・・
『んん…どこだ、ここ…』

…布団の上か。気を失ってたのかな。でも私布団入ったっけ…

マ「おや、目が覚めたかい」

『マルフィ…？？』

なんでマルフィが…。

マ「体調はどうだい？」

ん？私マルフィに体調悪いの伝えたっけ？

『うん、頭の痛みもだいぶ治まったかな。でもなんでマルフィが知ってるの？』

マ「何故知ってるかって？それは時間になっても来ないから部屋に来てみれば、床で倒れてるじゃないか。心配したよ…でも目が覚めてよかった」

そう言って胸を撫で下ろすマルフィ。あぁ、心配してくれたのか。

『ごめんねマルフィ。今日のデート行けなくなっちゃって…』

マ「well,well。気にすることは無いさ、また出かければいい話だろう？それより今は風邪を治さないと。」

『うん、ありがとう。』

何だか安心したらまた眠くなっちゃった。

マ「眠いのかい？大丈夫、ゆっくりおやすみ。君が眠るまで隣にいてあげよう」

私は優しいマルフィの温かさを感じながら眠りについた。

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『完全復活！！！』

マ「well,well。よれはよかっ…ックシュ」

『あぁあ…マルフィ安静にしてないと…』

翌日、マルフィに風邪が移ったのはまた別のお話……………