こんちは、ヴィランズです。【ヴィランズ手下】 (ページ6)

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貴方side

毒騒動があったあと、俺は真剣に口上を考えて、考えて、考えた。((

結果、めっちゃいいかは分からんけど一応思いついた。

マ「隣いいかい？」

『おお、マルフィ。ええよー』

マ「ありがとう…ところで、口上とポーズは決まったのかい？」

…こいついちいち動作が優雅やなぁ

マ「A？」

『あ、すまんすまん。口上とポーズやっけ？一応決まったで』

マ「そうか、それなら良かったよ。」

こいつはそれだけ言うと肌身離さず持っている手鏡で自分を見始めた。

時折「あぁ、美しい…」なんて言葉も聞こえるけど俺には聞こえてへん(((

誰とも話すことがなく、ソファーでぐでっ、としていると、反対側のソファーに座って本を読んでいるハーデスが目に入った。

『ハーデスっ♪』

俺が声をかけに同じソファーに座ると少し怪訝そうにこちらを見た

ハ「…なにかしら。私は今本を読んでいるのですが」

『んもー。つれへんなぁ。俺ハーデスめっちゃ気になんねん！なんやろ…大人の余裕って感じ？なぁ、まだここにおってもええ？』

ハ「…はぁ。ご勝手に」

それだけ言うとハーデスはまた本に目を移した。

…やっぱりここのヤツらって動作がいちいち綺麗やねんな

ハ「…あの、そんなに見つめられると困るのだけれど」

『ん？おお、すまんなぁ。綺麗やなぁと思って。』

ここにおってもしょーがないし部屋にもどるか。

・・・・・

Aのキザさに顔を赤くしていたハーデスのお話はまた今度。

ハ「そんなもの、しなくていいわ！！！」