とある通りすがりの監査官、山姥切長義は見た。
「次はこの子を例の本丸に送り込んでみましょう」
そう手を引かれて連れて来られたのは、まだ十歳にも満たない幼女だった。
「子供相手なら、元ブラック本丸の刀剣も気を緩ませるかもしれませんし」
……この役人正気かな。
政府刀山姥切長義。
この日初めての任務を放棄し、幼女の後を追って、元ブラック本丸へと飛んだのだった。
✿
ロリやショタがブラック本丸に飛ぶ度に正気か？と目を疑っている黒羽ひみとです。
この気持ちと、ロリショタの保護者になりたい思いを山姥切長義に任せることにした。
山姥切長義はいい人だし真面目だから、きっとロリショタの後を追いたいと思ってくれるはずだ。
※元ブラック本丸なので、そういう表現、描写がございます。刀剣男士が刃物を向けたり、投げたりすることもありますので、読む際はご注意ください。
※刀剣男士による神隠し、破壊描写、ヤンデレ表現が含まれます。
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作者名：黒羽ひみと | 作成日時：2021年7月5日 19時
