パパ大好きだよ (ページ30)

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珀亜side

龍｢珀亜ー起きてー｣

珀｢りゅうとくん？｣

龍｢そうやで。昨日仕事長引いちゃって珀亜楽屋で寝てたからそのまま連れて帰ってきてん｣

珀｢そうなんだ。｣

龍｢お風呂はいってないやろ、入ってきー
長風呂はアカンでー｣

珀｢うん！｣

珀｢りゅうとくん出たよ｣

龍｢ほいー。また怪我増えてないか？｣

珀｢あっ、最近木登りにハマってて笑よく擦りむいたりするんだ笑｣

龍｢ホンマにー？大怪我になったら危ないし、気をつけてや｣

珀｢はーーーい｣

マ｢着いたよ｣

珀｢ありがとうございます。行ってきます｣

マ｢ほーい｣

ブルブル震える体を必死に動かして

教室に入る

すると

武｢悪魔が来たぞーーー！｣

クラスメイト
｢あーくま！〇ーーーね！｣

みんなで一斉にコールし始めた

前まで見て見ぬふりだったクラスメイトもみーんな揃って僕のことをいじめてきた

武｢お前の居場所はねぇーんだよ｣

優｢さっさと消えろよ｣

武｢おりゃあああああ！｣

珀｢やめて！｣

木の太い棒を持って追いかけてくる

ただひたすら逃げた教室中を駆け回った

廊下に出たら先生に見つかるかもしれないから

でも教室内では逃げ切ることなんて出来なかった

武｢あああああああ！！！！！｣

ﾊﾞﾘｰｰﾝ

頭めがけてやってくる木の棒をしゃがんで避けた

そのため木の棒はそのまま奥にあった窓ガラスに直撃した

ｸﾞｻｯ

頭に嫌な感覚がくる

同時に血の気が引けてふわふわとしてきた

座っていられない

ふと下を見るとほかのガラスの破片が刺さりまくり、血だらけの体と

今も尚、出続ける血で出来た池があった

先｢なにをしてるの！？｣

音を聞いて駆けつけた先生の声が聞こえた時

僕は意識を失った