パパ大好きだよ (ページ22)

今日:5 hit、昨日:2 hit、合計:64,883 hit

21 ページ22

珀亜side

蒼空くんという優しくて面白くてかっこいい友達が出来てから僕は変わった

岩ちゃんもダンス教えてくれるらしいし
GENEメンにも頼んでみたらOKだった

隼｢ここは足を曲げるとかっこよく見えるよ！｣

岩｢力強く！全身を使って！｣

裕｢腕の力を抜いてみな！｣

日々、色んなジャンルのダンスを教えて貰って
僕はだんだんと上手くなっていった

蒼空くんもよく練習してるところに見に来てくれる

毎日が楽しかった

楓亜にパパは僕のことが嫌いだよって言われた時から僕はだんだんとパパの存在を忘れていた

そんなある日

マ｢はい！着いたよ！｣

珀｢ありがとうございました！涼太くんも仕事頑張って下さい！｣

涼｢ありがとうーじゃあね！｣

また地獄の学校が始まった

いじめられているというのはGENEのメンバーには言っていない

階段を登って教室に入った

ﾄﾞｰｰﾝﾊﾞｼｬｰﾝ

水入りのバケツを頭から落とされた

バケツは思い切り頭に当たらなかったから良かったが、水は綺麗に僕にかかった

11月の肌寒い頃、とてつもなく寒かった

ただそこに立ち尽くしかなかった

い1｢お前最近6年生と仲良くしてんだって？
6年生は南館だぞ？北館の俺らがいっていいんだっけーー？｣

い2｢ダメだと思います！校則違反です！｣

い1｢だよなぁ！｣

珀｢こっちに来てくれてるから僕は行ってない、、、｣

い3｢こいってゆってんのはお前だろ！？｣

珀｢違う！来てくれてるんだよ！｣

い2｢蒼空くんだっけ？サボり魔で有名だよね？｣

い1｢うんうん。行事にも参加せずに先生困らせてるんだって｣

い4｢ただの迷惑児童じゃん笑笑｣

珀｢、、、蒼空くんのこと、、、悪くゆうな、、｣

い1｢何言ってるのかなーーにもきこえなーい｣

珀｢蒼空くんのこと悪く言うやつは許さねぇ！｣

珀｢おりゃぁぁぁぁぁぁぁ！｣

ﾎﾞﾝｯﾄﾞﾝｯﾀﾞﾝｯ

気づけば俺は人を殴ってた武尊くん(い1)から鼻血が出ていた

優翔くん(い2)は腕を抑えていた

颯馬くんの胸ぐらを掴んだとこでハッとした

びしょびしょのまま僕は教室を飛び出した

珀｢うっ！｣

先｢何をしてるの？｣

服を掴まれ捕まってしまった