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俺は憂太と門に向かいながら少し話していた
「一ノ瀬さんはどうして呪術師をやっているのですか?」
『最初は成り行きだったんだけどね。今は恩返しかなぁ』
「恩返し………?」
『うん。見てわかる通り、俺は悟の親戚でさ』
「え!??そうなんですか?確かに言われてみれば…。」
『あれ、気づいてると思ってた』
「いやぁ、五条先生目隠ししてるし。性格とか、身長とか…、」
『身長は似たかった…性格は要らないけど…。
それでね、まあいろいろあって悟が師匠兼親代わりみたいなもので、支えてもらってるんだ』
「へぇー。五条先生が師匠って…、大変そうですね。でも、一ノ瀬さんが強い訳が分かります」
『そうだね。悟にはそういうところには感謝しないとね。大変ではあったけど…。
憂太を後輩に持つのも結構大変だよ…?ほら、交流会の時とか』
「ご、ご迷惑をおかけしました…。」
『はは。冗談だよー。今年の一年は面白い子ばっかりで飽きないね』
「はは。」
『あ、門はあれだね?もう大丈夫。ありがとう憂太』
「いいんですか?」
『いいよ、結構付き合わせちゃったし。今度ジュースでもおごるね。』
「いやっ!結構ですよ!そんな…、」
『いいのいいの、先輩の善意には応えなさい!…ホントにありがとね』
「…。はい、では」
やっと高専から出ることが出来た…。さて、もうおやつ時か。駅前のクレープでも食べに行くかな
どうやって行くんだっけ………
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こはく(プロフ) - 受験頑張ってください!作品めっちゃ面白いので、2月の中旬ぐらいまで楽しみに待ってます! (12月6日 6時) (レス) @page12 id: 094a65f89f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:霊時 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/my.php
作成日時:2023年12月1日 18時