四年生の先輩【呪術廻戦】2 (ページ16)

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俺はそっと悟に近づく

『悟。俺が傑さんの術式を封じて体術でなんとか時間を稼ぐ。

その間に傑さんに向かって赤やら紫やらなんか撃ってくれ

当たる寸前に傑さんを俺の範囲から外す』ｺｿｯ

「ダメだ。不可能条件が多い上にお前が危険だ、

まずお前じゃ傑の体術に敵わない。」ｺｿｯ

『だから、時間稼ぎだけだ』ｺｿｯ

「ずっと2mに入れられてると思うか？術式は知られてるんだぞ。すぐ何処かに吹き飛ばされる」ｺｿｯ

「Aは紫を防いだことがない。お前がもし体術が出来たとして周りの呪詛師はどうする？」ｺｿｯ

『冥さん達でなんとか出来ないか？』ｺｿｯ

「お前しか呪術を滅亡する術式を持っていない。分かるだろ、紫の攻撃範囲だとそれこそリスクが多い。

諦めろ、お前じゃ無理だ」ｺｿｯ

当たりはきついが冷静に考えられている

流石悟だ、俺もちゃんと考えて行動しないと

ここにいるのは俺だけじゃない

俺だけがでしゃばっちゃいけない

「お暇させてと貰うよ。いやはや___」

「このまま行かせるとでも？」

「やめとけよ、かわいい生徒が私の間合いだよ。

それでは皆さん戦場で」

くそっ、呪霊に囲まれた！憂太達も

俺はそうわかった瞬間ダッシュで準1級以下の呪霊を範囲に入れ祓った。

一級以上の呪霊は悟達が直ぐに祓ったが、片付いた頃にはもう傑さんたちは見えなくなっていた