EP.32 ページ35
しばらくして、正装に身を包んだ執事のような人達が料理を運んできた。
Nakamu様はフルーツパフェを、Broooock様はステーキをとここにはなんでもあるようで、皆様が食べている物もバラバラだった。ふとその執事の列の中に、きんとき様の姿を見つけた。どこへ行っていたのだろうと思いながらその姿を追っていると、きんとき様はそのままこちらへと歩いてくる。
コトンッ、
『ぁ、…え、と?』
kn「お待たせ。口に合うかわからないけど…」
きんとき様は横で立ち止まると、後ろに隠していたお皿をコトンッ、と私の前に置いた。お皿には美味しそうな香りの漂う、オシャレなフレンチトーストが。きんとき様は自分のところにも同じものを置き、席に着く。
えッ、これ私のために???(遅い)
私は慌ててお礼を言うと、1口ほおばった。
『…おいひぃ……((ボソッ』
無意識にそう呟いてしまい、ハッとして横を見ると、あははと声を出して笑うきんとき様が。
恥ずかしい……()
kn「喜んでくれてよかった。それ、俺が作ったんだ」
そう言われ、もう一度目の前のフレンチトーストに目を向ける。………これを?
いやハイスペックすぎだろ!!
女子かよ……()
『ありがとうございます。とても、美味しいです』
そう言って軽く微笑んでみせると、きんとき様も「また何か作るね」と微笑み返してくださった。
kr「ちょっとそこ、イチャラブしない!」
きりやん様の声に顔を上げると、他の皆様も食べる手を止め、じぃーっとこちらを見ていた。Nakamu様とBroooock様は頬を膨らませ、シャークん様は真顔、そしてスマイル様は意外にも驚いた表情をしていた。
わぁお(?)
そんな皆様を見てきんとき様はちぇ…と自分のフレンチトーストを食べ進める。それを合図に皆様も食べ始め、会話もどんどん弾んでいった。
平和だなぁ……そう思いながら私はまた1口ほおばった。
ーーーーーー
咲菜花さん、ホホ。さん、ZZAJJdGBoFCfPobさん、もふもふ猫大好きさん、零さん(一部名前省略ごめんなさい)
コメントありがとうございます。
そう言っていただける方が居るだけで、凄く嬉しいです!
できるだけ早く体調治して、いつも通り更新出来るように頑張ります〜!💪
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みるくぱん - (前コメに入り切らなくて書きました)このお話、とてもおもしろくて大好きで、それでいて読みやすくって、エ夫されてて。私も夢小説書いてるんですけど作者様は私のあこがれです!!これからもずっと応援してますっ!!! (2023年4月10日 13時) (レス) @page46 id: 8939955483 (このIDを非表示/違反報告)
みるくぱん - このシリーズ大好きです!マジで好きです!(突然の告白)無理しないで、更新は作者様のぺースで大丈夫ですよ!!いつまでも待ちます!!体調にはお気をつけて!作者様の健康を祈ってます!!(いやそこは「健闘を祈る」だろwと書いてて思いました)長文失礼しました! (2023年4月10日 13時) (レス) @page46 id: 8939955483 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑ちゃぬ - 作者様が何年経っても更新しなくても我々は待ち続けます!それが読者にできる「約束」なので!! (2023年3月17日 23時) (レス) @page43 id: b2c2939cca (このIDを非表示/違反報告)
エモンガ - 心臓病.......!?大丈夫なんですか!?でも、自分のペースで投稿できればいいですので!体調気を付けてください! (2023年2月27日 6時) (レス) @page43 id: b3274f6834 (このIDを非表示/違反報告)
和田 - 無理をしないでください。自分のペースで更新で大丈夫です。まずは自分のお身体を優先してください。 (2023年2月20日 7時) (レス) @page43 id: cc3df3c946 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白瀬さん。 | 作成日時:2022年9月4日 20時