20.'ごめんなさい' ページ5
Aside
ある日の昼下がり、私と太宰幹部は執務室で書類整理をしていた
すると、そこに控えめなノック音が響く
A「ん？」
太「入って良いよ」
扉がゆっくりと開いた
そこには
美「し、失礼します」
中「よぉ、A。元気してるか？」
美琴と中也さんがいた
A「中也さん！それに美琴ぉ〜！！」
中也さんとは度々会っていたが、美琴とは姐様に預けたっきり中々会えていなかった
ので、思いっきり抱きついた
美「う''っちょ、苦しい、やめてください」
A「あはは、ごめんごめn、、、、、
あれ？！美琴敬語になってる！！
あんなに口悪かったのに！姐様すごっ！！」
美「少しお黙りくださいませ」
私がそう云うとムスッとしながら美琴がそう云った
中「ははっ、お前ら本当に姉妹みてぇーだな」
A「えへへ〜ほんと〜？
美琴、私たち姉妹みたいだってぇ〜」
瀬良美琴になる？
なんでだよ！ならねぇーわ！！、、です
なんて会話を交わしていたら、黙っていた太宰幹部が口を開いた
太「それで、美琴ちゃんとそこの蛞蝓は何しにきたの？」
中「あぁ''？んだと青鯖
俺も美琴もAに用があんだよ。手前に用もクソもあるか」
太「あっそ。それなら早く済ませ給えよ」
何だかお兄様方は険悪な雰囲気でいらっしゃる
中「ﾁｯ、さっさと済ませろ美琴」
美「あ、はい。えぇっと」
そう云って美琴は私としっかり目を合わせられるように距離をとる
が、目を逸らしてうーんとかあーとか云って何も話し出さない
そして、再び目線を私に合わせた
A「ん？なぁに」
意を決したのか、息を吸う音が聞こえた
美「あの、あの時、、、初めてAに会った時、、怪我、させてしまってごめんなさい
腕の怪我、結構深くて、縫ったって話を聞きました
絶対に後に残る傷を作ってしまった。だから、ごめんなさい」
最後の方は本当に泣きそうになりながら謝ってくれた
その誠実さが嬉しくて、太宰幹部がいつも私にしてくれ るように、微笑んで頭を撫でた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 226人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
この作品が参加のイベント ( イベント作成 )
この作品が参加のイベント 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紫乃(プロフ) - りりり ( ´・ω・)(・ω・` )＠受験多忙さん» コメント、お褒めのお言葉、ありがとうございます！ご多忙なのに読んでいただけて嬉しいです！イベント、参加させて頂いちゃいました♪続編！お時間のある時に、まったりと読んでいただけたら嬉しいです！これからもよろしくお願いします！ (2023年2月23日 22時) (
レス) id: 6ec89759a7 (このIDを非表示/違反報告)
りりり ( ´・ω・)(・ω・` )＠受験多忙(プロフ) - めちゃめちゃ遅くなってしまい申し訳ないです…イベント参加ありがとうございました！！キャラを見せる文章や、ストーリ性？というのでしょうか…とにかく文才という文才が爆発してらっしゃいました(？)シリーズまだ続いてるようなので見させて頂きますね！！ (2023年2月23日 2時) (レス) id: 683d7ef17c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：紫乃 | 作成日時：2022年12月15日 19時
