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そして、今回任務に行く人員を集め、軽く任務内容の説明もした
人員はさっきの3人と広津さんに中也、それに芥川君と精鋭の黒服たち
面子を見て中也が口を開く
中「おい太宰。人員が少なすぎやしねぇか？」
太「確かにそうだね。でも、Aの戦闘能力にある程度対応できる人物が多い方が望ましい」
中「敵はAだけじゃねぇだろ」
太「あぁ。でも、情報によると多くもない
なんせ、彼方の頭は構成員を操っているからね
彼は操れる人数しか連れてこない。それに、構成員達は戦闘経験がない者が多いから操られていても大して強くないよ
でも、Aは基礎があるから操られていようがそうでなかろうが強い
そんなわけだから、皆Aに集中してね
下手すると死 ぬよ」
そう説明すればその場にいる半分が息を呑んだ
中「なるほどな」
中也ですら気がそぞろだ
Aが拾ってきた子達も緊張している
中「だが、Aが操られていた場合、お前が触れれば解除できるんじゃねぇのか？」
太「いや、それは無理だよ
相手の異能は'支配'だ。要は意識の奥へ潜り込む異能。異能を解くならその異能力者に触れるか、脳を直接触るかの二択だよ
まぁ、後者は非現実的だと分かるだろうけど」
そう云って肩をすくめると中也の顔が曇る
不安要素もあるがやるしかない
太「決行は今夜だ。皆、準備しておいてね」
各々準備をしに戻って行った
その中で、私の袖を引っ張った人物が1人
美「幹部。Aは、、、殺 されるんですか？」
美琴ちゃんが不安そうな顔で尋ねた
太「彼女の返答次第ではあるけど、私は殺 すつもりはないよ」
そう云うと、彼女は安心した様に微笑んだ
太「それと、君は本当にいいのかい？君にとっては彼方側の首謀者、、、椿蒼はトラウマだろう？それでもついてくるのかい？」
美「確かに、彼はトラウマではあります
でも、トラウマだからと云ってAを助けに行かない理由にはならないので」
それでは、後ほど。
彼女はそう告げて、一礼をしてこの場から去った
彼女が出て行ったドアを何となしに見つめる
A『ｯ助けて』
太「必ず、連れ戻す」
私は悲痛な顔をした彼女を思い出しながら呟いた
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紫乃(プロフ) - りりり ( ´・ω・)(・ω・` )＠受験多忙さん» コメント、お褒めのお言葉、ありがとうございます！ご多忙なのに読んでいただけて嬉しいです！イベント、参加させて頂いちゃいました♪続編！お時間のある時に、まったりと読んでいただけたら嬉しいです！これからもよろしくお願いします！ (2023年2月23日 22時) (
レス) id: 6ec89759a7 (このIDを非表示/違反報告)
りりり ( ´・ω・)(・ω・` )＠受験多忙(プロフ) - めちゃめちゃ遅くなってしまい申し訳ないです…イベント参加ありがとうございました！！キャラを見せる文章や、ストーリ性？というのでしょうか…とにかく文才という文才が爆発してらっしゃいました(？)シリーズまだ続いてるようなので見させて頂きますね！！ (2023年2月23日 2時) (レス) id: 683d7ef17c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫乃 | 作成日時：2022年12月15日 19時
