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後日、再び八咫烏の拠点へ戻ったのだ
恐る恐る医務室を覗くと、そこには、響だったモノを抱きしめている蒼が居た

そう。蒼はあの時組織にいなかった


椿『おい、、ひびき、、響、、?』


A『蒼、、』


椿『何がいけなかったんだろうな、A
俺、もう分かんねぇや。はは、はははは』


A『あお』


椿『他の構成員も全員死 んでたよ
お前だけでも生きてて良かった










、、、いや、良かった、、のか?
ああ、そうか』


椿『お前だ。お前が居たから、、、お前の所為で響が死んだんだ。全部お前の、、、』


その後の蒼は正気じゃなかった

再編成した組織の構成員達の体に消えないような傷をつけたり、構成員達を操ったりした。勿論私も例外じゃなかった


椿『なぁ、俺もう何も失いたくねぇんだよ
だからよぉA。俺に操られてくれねぇか?』


あまりの狂気に何度も逃げ出そうと思った
でも、鴉の監視からは逃れられなくて、毎回捕まる


椿『云うこと聞けよ。逃げんじゃねぇ!Aッ!!』




こんな生活が私が14になるまで続いた

そして、あまりの八咫烏の荒れように再びあの組織が動いたのだ




そう、'ポートマフィア'





しかし、14の私は12の頃の私とは違って、この組織を潰してほしいと思っていた
死による解放でも、組織からの解放でもどっちでもいい
ただただ、解放されたかった

そんな中、私は太宰さんと出会ったのだ


太『君、逃げる気が全くなさそうだね
死にたいのかい?』


A『分からない。でも、解放されるなら、死んでもいい


解放されたい』


太『、、、君、名前は?』


A『、、、A。瀬良、A』


太『そう』


太『一緒においで、A』


そして、私は差し伸べられた太宰さんの手を取って、仇であるはずのポートマフィアへ行ったのだ

34.朧→←33.優しかったあの人



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紫乃(プロフ) - りりり ( ´・ω・)(・ω・` )@受験多忙さん» コメント、お褒めのお言葉、ありがとうございます!ご多忙なのに読んでいただけて嬉しいです!イベント、参加させて頂いちゃいました♪続編!お時間のある時に、まったりと読んでいただけたら嬉しいです!これからもよろしくお願いします! (2023年2月23日 22時) (レス) id: 6ec89759a7 (このIDを非表示/違反報告)
りりり ( ´・ω・)(・ω・` )@受験多忙(プロフ) - めちゃめちゃ遅くなってしまい申し訳ないです…イベント参加ありがとうございました!!キャラを見せる文章や、ストーリ性?というのでしょうか…とにかく文才という文才が爆発してらっしゃいました(?)シリーズまだ続いてるようなので見させて頂きますね!! (2023年2月23日 2時) (レス) id: 683d7ef17c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紫乃 | 作成日時:2022年12月15日 19時

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