最年少幹部と番犬 2 【文スト】

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この出来事以降、私はよく任務に駆り出された
そして、白い髪に、幼い容姿で敵を騙し殺 すことから、『白狐』という二つ名がついた


『おい！白狐だ！！早く殺 せ！！！』

『このガキが！！死 ね！死 ね！！！』


罵声を浴びることもあったが、帰れば響が私を抱きしめてくれた

それだけで良かった。別に、他人なんてどうでもよかった

私の世界は、限りなく狭かったのだ









それにしても、いつからだっただろうか
全てが崩れ始めたのは




『逃げなさいA！』

『おい、、ひびき、、響、、？』

『あお、、、』

『何がいけなかったんだろうな、A
俺、もう分かんねぇや。はは、はははは』




あぁ、私はこの感覚をよく知っている
'夢'から目覚める時の感覚だ

でも、おかしい。何だか肌寒い。そして、刺さるような視線を感じる。あと異常なほどの疲労感と倦怠感がある
ゆっくりと浮上する意識と共に、瞼を開けた






A「は、、、？」






そこには、私に向けて銃を向けるポートマフィアの構成員と、太宰さんがいた






あぁ、もう。意味が分からない
そう思った瞬間に力が抜け、再び意識が遠のいた

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