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A「さ、出来た出来た!
少しは痛み、和らいだ?」


そう笑顔で彼女の顔を見上げると、驚いた顔をしていた


?「どうしてそこまでしてくれるの、、、?
どうしてそんなに優しいの、、、?」


純粋な疑問だったのだろう



ここの私の回答が鍵になる
私の答えで心を開くか、はたまた閉ざすかが決まるだろう

ひとりぼっちの悲しくて聡いこの少女は、、、
嘘の世界で生きてきた彼女は、嘘のない純粋な私自身の言葉を待っている


慎重に、しかし、自然で取り繕っていない回答を彼女に述べた


A「君は、なんだか、昔の自分みたいで、放っておけなかった
それに、君が、あんなに寂しい目をしていたから
助けてほしいって、顔をしていたから、、、」


そう云うと、彼女と目が合った


?「別に、助けて欲しいとか思ってn」


A「思ってるよ」


A「聡い君は、嘘が嫌いだろう?
それなのに、自分にも嘘をつくの?」


彼女の頬を優しく撫でながら云う

彼女の瞳が揺れている。これは、意志の揺れだ
本心を云わないという、意志の揺れ

だから、あともう一押し
彼女が本音を吐き出せる舞台を創る


A「ほら、云ってご覧?」


すると、彼女はゆっくりと口を開いた


?「、、、初めて誰かに手当をしてもらった」


A「うん」


?「、、、初めて誰かに心配された」


A「、、うん」


?「、、、初めて誰かに、名前を聞かれたッ」


A「、、、辛かった?」


聞くと、彼女は目に涙をいっぱい溜めて、云った


?「辛かったッ!!」


出た
これが本音だ
あと少し、、、


A「君は、、、もう死 にたい?」


?「死 にたくない!!」


?「でも、情報を漏らしたら殺 されるッ」


A「なるほど。それはまだ上に誰かがいるって事か

でも、そのことは心配しなくて大丈夫」


?「え、、、?」


あぁ、こんな事を勝手に決めたら太宰幹部に怒られるだろうなぁ

でも、私は驚いた彼女に笑顔を向けて、こう云った



A「君、私のところにおいで?
私が君のこと、守ったげる」

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紫乃(プロフ) - ぴょんぴょんさん有難うございます!これからもよろしくお願いします! (2022年11月24日 19時) (レス) id: 6ec89759a7 (このIDを非表示/違反報告)
ぴょんぴょん - すばらしです。夢主の性格がタイプだしだざさんの口調も解釈一致すぎます。最高 (2022年11月24日 19時) (レス) @page6 id: 7c1e9fc614 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紫乃 | 作成日時:2022年11月22日 22時

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