検索窓
今日:6 hit、昨日:1 hit、合計:27,722 hit

◇192◇ ページ7

◇Aside◇

椿「あ〜…。」

紅城「大丈夫か。」

椿「うるさいわね。」

諸星「え〜防犯ビデオの検証の結果を報告いたします。

あの部屋に出入りしたのは2人しかいません。

1人は被害者の雨洞さん。そしてもう1人は、天草君…君だ。」

椿「まさか、流様が雨洞さんを!?」

流「ちょっと待ってください。僕は殺ってない。」

A「流が犯人なわけないじゃないですか!」

諸星「天草君、君はなんであんな時間に大広間に行ったんだ?」

流「昨日の夜、このメモが部屋のドアに挟まれていて…。」

流は諸星さんににメモを渡した。

諸星「父上のことでお話があります。今夜2時、大広間でお待ちしています。

雨洞。ワープロ書きか。これじゃ、雨洞さんが書いたっていう証拠にはならんな。」

猫田「そうですね。」

諸星「あの部屋には隠し扉はない。出入りできるのは巻貝の扉だけだ。

となれば、雨洞さんを殺す可能性があったのは、天草君…君しかいない。」

究「えっ、でも動機は?流の動機は何ですか?」

奈々村「私たちが天草家の財産を乗っ取ったとでも思ったんじゃないのかしら。」

諸星「どういうことです?」

奈々村「流様の父上の遺言に従って、合法的にこの棲龍館ホテルを相続したんですけれど。

それが流様には我慢ならなかったのかもしれませんわね。」

猫田「動機としては十分に成立しますね。」

諸星「天草流君、署まで同行願いますか。

皆さんには、後ほどお話を伺いたいと思いますので、もうしばらくこのホテルにとどまっていていただきたい。じゃあ。」

流は連れていかれた。

「「流。」」

究「流!!昨日の約束覚えてる?」

流はいってしまった。

流が犯人なわけがない…。

◇193◇→←◇191◇



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.2/10 (30 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
211人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

優花(プロフ) - 咲さん» ありがとうございます!楽しみにしててください! (2019年2月19日 1時) (レス) id: 6b689c573b (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 完結、おめでとうございます。 カイアベになったんですね!! 見られたら見たいと思います。 (2019年2月18日 23時) (携帯から) (レス) id: db94f04552 (このIDを非表示/違反報告)
優花(プロフ) - 咲さん» あら、ありがとうございます。訂正しときますね。 (2019年2月8日 17時) (レス) id: 6b689c573b (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 192が2つありますよ?最新記事は「199」ではなく「200」になると思います。 (2019年2月8日 16時) (レス) id: dc1593ce82 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:優花 | 作成日時:2019年2月8日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。