理想の息子 7

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三船「鈴木！ドアの鍵を開けろ！」

内山「ダメだ！」

大地「開けたらダメだ！みんなの苦労が無駄になる。あなたのことをみんな守りたい。

先輩…もはやあなたの夢はあなただけの夢じゃないんですよ！！」

班田「テメェ死にてぇようだな、オラ〜！おりゃ〜！」

豹塚「もうやめてぇや！ホンマに死んでまうって！」

班田「何だオラ、うっせ〜ぞ！」

大地「母ちゃん痛いよ。」

海「痛いの？どこが？」

三船「鈴木、よく聞け！そいつはな痛みを感じない。

実家が鍼灸院(しんきゅういん)で自分の痛みを麻痺させるツボに鍼を打ってるんだ。」

大地「そうか、実家が鍼灸院か。」

班田「まっ、そういうことだ。」

鰐川「だからか。」

羽生「化け物かと思ったぜ。」

三船「だから顎を狙え！顎は痛みもクソもねえ、脳が揺れる！アッパーだ！鈴木！！」

大地「アッパー？」

浩司「そんな…アッパーなんて習ったこともないのに。」

内山「大体、生半可なアッパーじゃこいつには…。」

班田「オラ！」

大体「母ちゃん！母ちゃん！」

海「大地〜！！」

班田「うりゃ〜！母ちゃ〜ん母ちゃ〜んって…このマザコン野郎、いいかげんくたばりやがれ！！」

大地「俺はマザコンじゃねえ。ただ母ちゃんが大好きなだけだ！！」

海「大地、顎よ、顎を狙いなさい！！」

大地「チックショ〜、ホントは行きたかったぜ！」

浩司「ダメだよ、コアラパンチじゃ効かないって！」

班田「ハァ〜！」

班田の背中からパンダが出てくる

班田「死ね〜！」

海「アッパーよ大地！空高く〜！！」

大地「名づけて…マザコ〜ンカンガルーアッパー！！」

私達は鈴木君達がどうなってるのか分からなかった。

海「大地…。」

三船「どうなったんだ？おい、吾郎！」

A「開けて！」

やっとドアが開いた。

海「大地…あっ、大地〜！！」

班田は倒れた。

大地「バイ、オーストラリアつながり。」

海「大地。」

一同「やった〜！ヘ〜い！」

鈴木君は倒れた。

浩司「あっ、鈴木君！あ…。」

三船「行け！」

城国「班田さん、班田さん！」

鰐川「鈴木！」

城国の生徒達は出ていった。

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