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□大地side□
討論が終わった後、俺はAちゃんを家まで送っていた。
A「ありがとね。夜ご飯ごちそうになっちゃって。」
大地「いや、俺の方こそ。」
A「うん、上手くできたかは分からないけど。」
大地「ありがとな。」
A「ううん、私はいつでも鈴木君の味方だからね。」
あ、また心臓が…。
待て待て、俺には母ちゃんが…。
A「鈴木君？どうかした？」
大地「あ、いや。」
A「じゃあ、もう家見えてるし、ここで。」
大地「おう。明日な。」
A「うん。じゃあね。」
□大地side□
翌日、俺は父ちゃんに会うために高そうなお店にきた。
雄吾「ﾌｯ…。どうした？」
大地「いや…こんな高そうなお店入ったことないから。」
雄吾「来てくれてありがとう。」
大地「うん。なんか、目合わせるの照れくさいね。あっ、ねぇ、１つだけ聞いてもいいかな？」
雄吾「いいさ、１つじゃなくていくつでも。長い間離れてたんだ。」
大地「なんで、母ちゃんと離婚したの？」
雄吾「単刀直入だな。」
大地「母ちゃん、はぐらかすんだよ。」
雄吾「私の浮気が原因だ。」
大地「浮気したの？」
雄吾「たった一度さ、男なら誰でもする。お前も男なら分かるだろ？」
大地「いや…俺まだそういうのあれだから。」
雄吾「お前がまだお腹にいる時だったからな。海はそれが許せなかったみたいだ。
私は何度も何度も謝った。お前というお腹の子もいるんだしと。
海がはぐらかすのは、今思えば“そのくらいのことで大人げなかった”と後悔してるからだろう。
結局その後、生活にも苦しんだし、息子のお前にも苦労をかけただろう。」
大地「父ちゃんが成功して私達を迎えに来たって、どっか嬉しそうだったからなぁ。」
雄吾「私達？」
大地「うん。ある意味、大人のシンデレラストーリーなのかな。
一度は別れたけど、お金持ちになった王子様が再びって。」
雄吾「何か誤解があるようだな。」
大地「ん？」
雄吾「私が迎えに来たのは大地、お前だけだ。」
大地「えっ？」
雄吾「息子のお前だけだ。」
大地「母ちゃんは？」
父ちゃんは首を横に振った。
大地「愛してないの？」
雄吾「愛？１６年も経ってるんだよ大地。私は別の女性と再婚してる。」
□海side□
海「はぁ…。今日、大地遅いなぁ。」
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優花(プロフ) - 美々羽さん» 色々ありがとう！！まだまだ頑張ります！ (2017年4月22日 19時) (
レス) id: 6b689c573b (このIDを非表示/違反報告)
美々羽(プロフ) - ゆーか!!来たよ！凄いねぇ、、、、ここまで来たんだねー。凄い!!ゆーかは、私の友達でもあり、憧れでもあるからねーーー!!頑張ってねーーーー!! (2017年4月22日 18時) (レス) id: 0a403022ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：優花
| 作成日時：2017年4月10日 12時
