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□95□ ページ10

□海side□

倉橋「はぁ…。」

そう言う、倉橋さんの声が聞こえてドアを開けた。

ガチャ―

そこには、やっぱり倉橋さんがいた。

倉橋「あ…あっ、どうも。あ…いやね、今日ちょっと参っちゃったなって…。

領収書落としたら、全部自腹で払えって言われちゃって。ツイてないな〜って。」

海「ツイてない人のそばにはツイてない人が集まるものなのよ。」

倉橋「え?」

海「ため息ついてないで手伝って。」

倉橋「えっ…。」

倉橋さんを家に入れた。

海「はい。」

倉橋「あれ?模様替えですか?」

海「風水よ。」

倉橋「風水?」

海「運気を変えるの!後であなたの部屋も見てあげるわ。

そうすれば奥さんもきっと戻ってくるから。」

倉橋「はぁ。」

海「このテーブルの色が悪いみたいね。黄色がいいみたい。」

私は机に黄色のペンキを塗った

倉橋「えっ?あ〜!ちょちょちょ…あ〜、そんな!あ〜…。」

海「そんなじゃないの。私達ツキのない人間は何かを劇的に変えないと未来はないのよ!」

倉橋「何かあったんですか?」

海「何もないのよ。何にもないの。だから、いけないのこのままじゃ!」

私は当たった飴をなげた。

倉橋「あ〜あ。」

海「ずっと貧乏暮らしが続くだけなの!」

倉橋「はい。」

海「大地の部屋もね。ここが一番肝心だわ。」

倉橋「え?でも勝手にあれしていいんですか?」

海「つべこべ言わずに手伝って!」

倉橋「はい。」

このままじゃダメ。

このままじゃ私達ファミリーはネバーエンディング貧乏。





□浩司side□

しばらく隠れていると、内山先輩が目を覚ました。

みんなはやられてしまって倒れていた。

内山「何だこりゃ。Aまで。あっ…。」

内山先輩は顎が外れて気を失った。

浩司「すごい…まさに怪物だ。あいつをうまく味方につけたら、僕は無敵のカリスマになれる!」

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優花(プロフ) - ハルルさん» ありがとうございます。楽しみにしていて下さい。私もテレビに釘付けになって愕然としていました。 (2017年3月12日 19時) (レス) id: 6b689c573b (このIDを非表示/違反報告)
ハルル - とてもいいと思います。5話目がとても楽しみです。更新頑張ってください。東日本大震災から6年経った今でも私は、覚えています。私は、四国に住んでいますが、当時小学5年生だった私は、テレビでその光景を見て、目が釘付けになってみていました。 (2017年3月12日 19時) (レス) id: 4e10d5168c (このIDを非表示/違反報告)
優花(プロフ) - 涼さん» ありがとうございます!更新頑張ります! (2017年2月27日 22時) (レス) id: 6b689c573b (このIDを非表示/違反報告)
- 更新、大変だと思いますが、頑張って下さいね!楽しみにして待ってます! (2017年2月27日 22時) (レス) id: 9e0a28f0f7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:優花 | 作成日時:2017年2月27日 13時

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