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□海side□
私は風水の講習に来ていた。
教祖「病気や事故。果ては会社の倒産、リストラ。
あるいは子供の家庭内暴力、引きこもり。
そうした不運には、因果応報という前世から持たされている悪運のようなものがあるんです。
どうか、神のお告げを宇宙の広大なエネルギーから感じ取ってください。」
私に掛軸がまわってきた。
海「高っ。」
教祖「高いと思われる方はいつまでも貧しさという低い生活に甘んじることでしょう。」
海「か…買います!」
教祖「さぁ、神を信じる者は救われる。」
一同「信じる者は救われる。」
教祖「信じる者は救われる。」
海「信じる者は救われる!」
教祖「信じる者は…。」
□浩司side□
僕は帰ろうとしている象林さんの前にリムジンを止めた。
浩司「象林さんですよね?」
象林「君は?」
浩司「友達ですよ、あなたの。」
象林「友達?」
僕は象林を連れてペットショップに来た。
浩司「事情は調べたよ。うん、ひどい奴らだ。
君の大切な鳥を1羽逃がしてしまったんだよね。」
象林「オラ…。」
浩司「さぁ、どれでも好きなの選んでくれ、プレゼントするよ。
このインコなんてどうだい?話し相手になってくれるかも。
こんにちは。あっ、それとも店ごと買い占めようか。選り取り見取りで。」
象林「チルチルの代わりはいない!」
浩司「え?あ、いや、それはそうだろうけど…。」
象林さんは青い袋をとった。
象林「お前、友達じゃない!」
浩司「何だろう…あ…僕の小動物的な危険本能が“お前はもう死んでいる。”とささやいて…!」
象林さんの背中から象が出てきた。
浩司「あぁ…えっ!?ゾエ〜〜!!」
象林「パオ〜ン!」
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優花(プロフ) - ハルルさん» ありがとうございます。楽しみにしていて下さい。私もテレビに釘付けになって愕然としていました。 (2017年3月12日 19時) (レス) id: 6b689c573b (このIDを非表示/違反報告)
ハルル - とてもいいと思います。5話目がとても楽しみです。更新頑張ってください。東日本大震災から6年経った今でも私は、覚えています。私は、四国に住んでいますが、当時小学5年生だった私は、テレビでその光景を見て、目が釘付けになってみていました。 (2017年3月12日 19時) (レス) id: 4e10d5168c (このIDを非表示/違反報告)
優花(プロフ) - 涼さん» ありがとうございます!更新頑張ります! (2017年2月27日 22時) (レス) id: 6b689c573b (このIDを非表示/違反報告)
涼 - 更新、大変だと思いますが、頑張って下さいね!楽しみにして待ってます! (2017年2月27日 22時) (レス) id: 9e0a28f0f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:優花 | 作成日時:2017年2月27日 13時