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□大地side□
海「水晶のネックレスよ。こっちはパワーストーン。」
大地「母ちゃん、こんなの学校に着けてっちゃマズいって。」
海「宗教の自由よ。誰にも文句は言わせない。」
大地「宗教って。」
机の上には、昨日はなかった高そうな花瓶が置いてあった。
大地「こんな花瓶うちにあったか?」
海「花瓶じゃないの。霊験あらたかな壺。前世からの悪い因縁を封じてくれるの。」
大地「前世って?」
海「貧乏はね、まるで運動会のリレーのように、同じバトンが回ってくるの。
どこかでそれを食い止めなきゃいけないのよ。」
大地「いいけど、こんなのいくらしたのよ?」
海「そんなこと気にしなくていいの。」
大地「気にするよ、いくら?」
海「いいから、早くご飯食べなさい。」
大地「はぁ…いただきます。」
海「はい。」
大地「母ちゃんのは?」
海「ん?少し節約しないといけないから。」
大地「やめようよそういうの。体に毒だよ。」
海「いいの。」
俺は朝ごはんを食べて、家を出て向かいの実さんの家のチャイムを鳴らした。
倉橋「開いてるよ〜。」
大地「ねぇ、何とか言ってよ。うちの母ちゃんまるでさ人が変わったみたいに…え〜!」
実さんの家にも同じツボがあった。
倉橋「おはよ。」
大地「こっちもかい。」
俺は学校に行った。
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優花(プロフ) - ハルルさん» ありがとうございます。楽しみにしていて下さい。私もテレビに釘付けになって愕然としていました。 (2017年3月12日 19時) (レス) id: 6b689c573b (このIDを非表示/違反報告)
ハルル - とてもいいと思います。5話目がとても楽しみです。更新頑張ってください。東日本大震災から6年経った今でも私は、覚えています。私は、四国に住んでいますが、当時小学5年生だった私は、テレビでその光景を見て、目が釘付けになってみていました。 (2017年3月12日 19時) (レス) id: 4e10d5168c (このIDを非表示/違反報告)
優花(プロフ) - 涼さん» ありがとうございます!更新頑張ります! (2017年2月27日 22時) (レス) id: 6b689c573b (このIDを非表示/違反報告)
涼 - 更新、大変だと思いますが、頑張って下さいね!楽しみにして待ってます! (2017年2月27日 22時) (レス) id: 9e0a28f0f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:優花 | 作成日時:2017年2月27日 13時