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□大地side□
大地「ただいま。何だこれ。」
海「おかえりなさい。」
倉橋「おかえり。」
大地「何?」
海「あ〜!左足から靴を脱いで。」
大地「は?」
俺は自分の部屋に行くと机が青色になっていた。
大地「何?これ。」
倉橋「これはね、風水だよ大地君。これで運気を変えるんだよ。」
大地「それ聞いたけどさ。こんなんじゃ目がチカチカして勉強しづらいよ。」
海「それを超える集中力を身につければいいだけよ。」
大地「そんな簡単に言うけどさ…。」
海「席について大地。よく聞いて。私はツキのない母親。その子供のあなたもツキがない!」
大地「え?」
海「こんな貧乏暮らしなんだから。でも、運気を上げる方法はある。
パワーを外部からもらうのよ!」
大地「はっ?」
倉橋「でもねお母さん。そんなことしなくてもね、大地君は、今どき珍しいハングリー精神の持ち主ですから。ねぇ、貧しさなんていうハンデはね。」
大地「そうだよ。貧乏なんかに負けないって。俺を信じてよ、あなたの息子を。」
海「信じたいと思っていたわ、今朝までは!」
大地「今朝までって何?」
海「今はもう信じられるのは神様だけよ!」
大地「もう神頼みはしないって…!」
海「だからその不信心がいけなかったの。貧乏は天罰なのよ!
あなたが明風をやめるはめになったのだって天罰なの!」
大地「そんなこと…俺は今でもちゃんと!」
海「努力しても報われない人はいるの。
報われる人、報われない人。それはきっと神のご加護の違いよ!」
大地「そこまで断定的て言われると…あっ、そういえば俺もAランチ食べてれば今頃景品が。」
海「私だって懸賞応募しても当たった試しもない。
どうでもいい箱ティッシュですら当たらない〜!」
大地「あぁ…母ちゃん分かったよ、俺も協力するよ。」
倉橋「よし!できることは何でもしよう。ねぇ。」
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優花(プロフ) - ハルルさん» ありがとうございます。楽しみにしていて下さい。私もテレビに釘付けになって愕然としていました。 (2017年3月12日 19時) (レス) id: 6b689c573b (このIDを非表示/違反報告)
ハルル - とてもいいと思います。5話目がとても楽しみです。更新頑張ってください。東日本大震災から6年経った今でも私は、覚えています。私は、四国に住んでいますが、当時小学5年生だった私は、テレビでその光景を見て、目が釘付けになってみていました。 (2017年3月12日 19時) (レス) id: 4e10d5168c (このIDを非表示/違反報告)
優花(プロフ) - 涼さん» ありがとうございます!更新頑張ります! (2017年2月27日 22時) (レス) id: 6b689c573b (このIDを非表示/違反報告)
涼 - 更新、大変だと思いますが、頑張って下さいね!楽しみにして待ってます! (2017年2月27日 22時) (レス) id: 9e0a28f0f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:優花 | 作成日時:2017年2月27日 13時