□54□ ページ20
□海side□
池田先生が歩いてきた。
池田「こんにちは。」
私は立ち上がった。
池田「何か、マズいことしましたか?」
海「えっ?」
私は鞄を持った
池田「今も、この間も、そうやってすぐ逃げようとする。」
海「あぁ…。」
池田「どこかでお会いしたことあるんでしょうね。それで、その時に何か良くない印象をお持ちになられたとか…。
あるんですよ、よく。実は、僕視力が悪いんですが、何ていうか…ぼんやりした世界のほうが落ち着くんで、普段メガネかけないんです。
それで、感じ悪く無視されたって思われることとか。」
海「違うんです!それはあなたじゃなくて…とても、よく似た人で…。」
池田「あぁ、ホント…なら、どうして?」
海「ビックリしてしまったんです。だって、その人は…。」
池田「亡くなられたんですか?」
海「ええ、事故で。」
池田「それは…。」
海「夫です。」
池田「そうだったんですか。」
海「あ…でも、もちろん、生きていればあなたよりもずっと年上だったんですけどね。」
池田「はい。」
私達はベンチに座った。
海「実は、息子がこの高校に通ってまして。それでいろいろと問題が。」
池田「問題…。」
海:「1つは何とか。でも、もう1つは心の問題なので、とても私には理解できなくて…。」
池田「よかったら、ご相談乗りますよ。」
海「えっ?」
163人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
優花(プロフ) - そーすけさん» ありがとうございます!更新頑張ります! (2017年2月4日 15時) (レス) id: 6b689c573b (このIDを非表示/違反報告)
そーすけ - 作品とても面白いです!私も「理想の息子」大好きでした!更新の方も頑張って下さい!応援してます\(^_^)/ (2017年2月4日 15時) (レス) id: e7b485e0b2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:優花 | 作成日時:2017年1月20日 14時