金田一少年の事件簿 獄門塾殺人事件

♪39♪ ページ40

✞一side✞

俺たちは(人１)の所に行った

一「(人１)！」

竜二「大丈夫ですか？」

(人１)「うん みんな…

ごめんね 心配かけて」

美雪「ううん」

(人１)「話 聞いてくれる？」

一「うん」

(人１)「私は両親と暮らしてたんだけど

ある日 家に帰ってきたら高遠が言った通り

２人とも血まみれで倒れてた

すぐに警察がきて死亡が確認されて犯人もすぐに捕まった

その日から血とか死体とか見たら過呼吸になったり

ひどい時は気を失ったりするようになって…」

(人１)は泣きながら話してくれた

竜二「そうだったんですね…」

美雪「辛いのに話してくれてありがとう…」

一「(人１)は俺が守るから」

俺は(人１)を抱きしめた

次の日 リーさん達は高遠を逃がしたと聞いた

一「逃がしちゃったの？地獄の傀儡師！」

リー「面目ない 下流で警官隊が待ち伏せして

捕まえたらこれのデカいやつだった」

リーさんはおもちゃを見せた

リー「しかも動くんだ」

リーさんは動かしてみせた

美雪「面白いですねリーさん

顔に似合わず」

竜二「確かに顔に似合いませんね」

一「そうか？見るからに

いたずら坊主の顔してんじゃん」

リー「おい！」

俺はおもちゃをとって水に浮かべて動かした

一「しっかしおもしれぇなこれ

ねぇリーさん 買ってくんない？

インターポールの経費で」

美雪「えっ？ずるい 私も！」

竜二「僕も！」

リー「経費でこんなもん買えるわけないだろ」

一「あっ！そうなんだ

ふ〜ん タダ働きなんだ ふ〜ん」

リー「分かったよ

分かった 君は？」

(人１)「いいです」

リーさんは女の人のところに行った

リー「Hi! Three more, please.」

露天商「Three? Got it.」

リー「Yes. Thank you.」

露天商「アリガトウ」

リー「えっ？日本語？」

美雪「リーさん！お腹すいた〜！」

一「俺も腹へった〜！」

竜二「僕もです！」

リー「あ〜 分かった 分かった」

俺は高遠がいる気配がして振り向いたけど

そこには誰もいなかった

END

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