スクラップ・ティーチャー6

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＊杉side＊

でも、殴ったのは俺だけじゃなかった

(人1)「自分のため？どうでもいい？皆の努力は何だったんだよ！」

黒田は校長先生の胸ぐらを掴んで言った

滝「杉先生…(人1)…」

高須「黒田！離れろ！新人、黒田、お前ら何やってんだ

校長先生にお詫びしろ」

杉「どうでもいいってどういうことですか？」

校長「私はただ皆のために…」

杉「誤魔化さないでください！」

高須「新人！」

松尾「杉先生、黒田、あなた達自分が何をやったか分かってるんですか！」

高須「謝れ、な？とにかく謝れ

どんな理由があったにせよ、殴ったことはお前らが悪い」

杉「行かなくちゃ」

滝「どこへよ」

杉「2のB行ってきます」

校長「え？」

杉「生徒達は八中を無くしたくない一心だったんです！

あんなに喜んでたのに…謝らなくちゃ」

松尾「あなたが謝るべきなのは校長でしょ！」

杉「校長先生、暴力を振るってすいませんでした。黒田も」

俺と黒田は頭を下げて、教室へ行った

「「おはよう！」」

品川「どうしたの？二人ともなんか怖い顔してるね」

俺は前に立った

杉「本当に申し訳ない」

田町「何があったの？」

金沢「ちゃんと説明してください」

杉「期末テストの結果だけど、点数に水増しがあった」

大崎「あ…」

杉「しかも、統廃合が期末テストの結果次第っていう話じたい嘘だったんだ

皆、本当に申し訳ない」

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