最後だから、笑ってよ。 (ページ35)

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ジゼルと保健室に向かう途中で薬を飲んだおかげかだいぶ落ち着いていた。

保健室に着くと、

ジ「オッパーAが発作で、、って、ジェノ、ジェミン何してるの？？」

ジゼルが最初日本語で話していたから発作のところまでは多分2人は理解できていないだろう。

わたしが入ると、ジェミンは悠太くんに足を固定されていた。

JN「ジェミナがへちゃんとぶつかって足を捻ったみたいだから連れてきたんだ。ジゼルとAは？？」

A「体育見学だけだとつまらないから保健室に逃げようと思ったらジゼルもサボるってついてきたんだ」

と答えると、悠太くんは顔だけこっちにやり

悠「そこのベット空いてるから休んでな」

と首で刺され、私はベットがあるところのカーテンを開けベットへ腰掛けると、ジゼルも隣に腰掛けた。

ジゼルは日本語で、「大丈夫？？」と声をかけてくれ、私はうんと首を縦に振った。

ジェノは大丈夫？という意味が理解できたのであろう。
私たちに何が大丈夫なの？？と尋ねてきた。

それと同時に、

悠「よし。固定終わったぞ〜無理せん程度に体育しといで！」

ジェノは不服そうだったが体育館へと戻っていった。

2人が保健室から出ると、

悠「で、Aは発作が出たんか？？」

と尋ねられ、私は頷いた。

悠「薬は飲んだか？病院行かんくてええんか？」

私は「うん。飲んだし病院は放課後行く予定があるから大丈夫でしょ」と答えた。

悠「そっか。まぁ残り時間もしんどいんならここで休んどきほんで、、ジゼルお前は授業に戻れよ」

と声をかけると悠太くんは椅子に座った。

ジ「はぁ。もう少しサボれると思ったのになぁ〜
ところで病院ってA1人で行けるの？ついていこうか？？」

私は微笑み、横に首を振った。

A「大丈夫。悠太くんに今日ついてきてもらうから、通訳してもらわんとね笑」

と答えると、ジゼルは少し不服なのかふーんといい

ジ「じゃあオッパ、Aよろしくね。授業戻るわ」と言って保健室を後にした。