最後だから、笑ってよ。 (ページ22)

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ジゼルと女子会をし悠太くんとも話した後、

ジゼルは疲れたのか、寝息を立てながら寝てしまった。

私は、そんなジゼルの頭を撫でながら、
「いっぱい辛い思いさせてごめんね。」と声をかけた。

悠太くんはタオルケット隣の部屋から持ってきてジゼルにかけてやると、

悠「なぁ、俺ら迷惑やと思ってへんよ。やから、気にするな」

そう言うと、私の頭を撫でた。

悠太くんは小さい時から、ジゼルだけじゃなく、私も本当の妹のように接してくれていた。
なんだか昔に戻ったみたいだった。

悠「なぁ。もしかしてお前のお兄さんってジェヒョン？」

唐突に聞かれたため私はびっくりして固まっていると、

悠「やっぱりか〜。なんか謎が解けたかも」

なんて言いながら、今のこと忘れてなんて言ってきた。

A「ねぇ、もしかしてオッパと知り合い？」

と尋ねると、

悠「知ってるも何も、大学の後輩だよ。
ちなみにお前の担任のテヨンもな」

なんて爆弾を落とす悠太くんに私は呆気にとらわれていた。

悠「まぁ詳しい話はまだ聞かんとくわ。」

なんて、笑顔を浮かべて「明日も学校やぞ。はよ寝ろよ〜」なんて言いながら自分の寝室に入っていった。