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「大人二人で」
係の人にお金を払いチケットを受け取ると
「買えたー？」
と行列からぴょこっと顔をだした
「買えたよ。はい、Aの分」
「ありがとう〜！いくらだった？」
「んー忘れた」
「えっダメだよ！私も払う」
そう言って値段が書いてある板を見ようと背伸びをした
「…見えない」
「大丈夫だってばー。じゃあ、次来た時なんか俺に奢って？」
まぁ払わせないけど、でもそう言わないとAは折れない
ねぇ次もまた行けるでしょ？
「…次あるかどうかわかんないよ？」
涙目になって笑うA
それに気づかないように
「絶対あるよ。絶対行こう。」
ギュっと手を繋いだ
「テテ…私…」
何か言おうとするAをかぶせるように
「あっ俺たちの番だ、行こうA」
笑いかけた
ごめん
ごめん、A
そんな悲しそうな顔しないで
まだ認めたくない
認めたら君が俺からいなくなっちゃいそうで
怖い
だから
「A、笑って」
俺に時間をちょうだい
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リア(プロフ) - primavera2525さん» 泣かないで泣私も嬉し涙が… (2019年1月6日 8時) (
レス) id: 494ff957f3 (このIDを非表示/違反報告)
primavera2525(プロフ) - 涙が止まりませんでしたー。・゜・(ノД`)・゜・。 (2019年1月6日 8時) (レス) id: 40bbd2f7e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リア | 作成日時：2019年1月3日 13時
