22.停滞期 ページ22
『うぎぃ…………帰りたいよう………』
あの後、ロケ収録が終わってから
私専属催促係こと、ジンとホソクに拘束されて
会社にあるデスクに送り届けられたわけ。
あっ、ちなみにちなみに私ちゃんとデスク御用意されてるんですよ。
オフィス来ないけど。
なんで来たのかって？
私だって来たくて来てるわけじゃないから！！！
私の愛しのマイスイートホソクくんに
｢僕もついていくから、行こう？｣
な〜〜んて言われたら着いてくしかないですよね！！
ううむ。彼のヌナホイホイぶりには頭が下がるぞ…？
最低でも月イチで行われる社内ミーティングをサボ…った事と、
会社からの新曲についてのミーティングをガン無視した事。
そして明るみに出てしまった、私が社用メールアドレスをゴミ箱送りにした事。
そしたら遂に会社に呼ばれたんだけど
流石にライフライン断ち切られたら困るし
そうなったらジャパニーズ 土下座でもする所存であります……………
ちなみにちなみに、集中出来なさすぎて
社内にある練習スタジオに来ちゃった♡
YG｢来ちゃった、じゃねーよ。
ご丁寧に語尾にハートマークまでつけやがって｣
『ユンギちゃん何そんなにプリプリ怒ってんの？』
YG｢逆になんでお前今日そんなテンション高い訳？｣
『えへへ明日と明後日とあんたらオフでしょ？
それ即ち私もオフなの！』
JN｢ちなみにだけど、新曲書かない限り休みはないと思ってね？｣
『だからこうして、書いてんじゃん〜！
な〜んかアイデアが出てこないって言うか…』
ボールペンをくるくるくるっと回しながら頭を抱えてしまう。
なんとなくのイメージ的には
ハード、クールだとかロック路線よりは
バラード…とはちょっと違うけどそっち路線でいくつもり。
『今までは参考になる様な事があったからなんとか出来てたんだけど。
今回に関してはやけに仕事のスケジュール入ってるからさぁ……』
結局、皆が練習してる間も何にも浮かんでくることはなく
寮でも頭を抱えてしまう。
皆が好きなことをして自分の時間を過ごす中、
ダイニングテーブルにノートと、楽譜を広げて試行錯誤してしまう。
JN｢…本当に何も浮かばない？｣
『…うん。なんか、足りない。
最近ずっと不調って言うか、同じ様なイメージが続いてたから。
潮時なのかなぁ……。停滞期ってやつ？』
JN｢…散歩にでも行こうか。2人で。｣
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風夏(プロフ) - 綾井さん» いえいえ！それから、主さんの作品とても面白いです！これからも更新楽しみにしています！私も小説を書いているので私のも読んでいただけると嬉しいでs((殴 (2021年4月5日 17時) (
レス) id: bdb0ae5c80 (このIDを非表示/違反報告)
綾井(プロフ) - 風夏さん» わ〜〜〜〜ごめんなさいありがとうございます〜〜！！！！訂正致しました！ (2021年4月5日 16時) (レス) id: 46894463d0 (このIDを非表示/違反報告)
風夏(プロフ) - ジミンちゃんがヒョン呼びじゃなくてオッパ呼びになってますよ！ (2021年4月5日 14時) (レス) id: bdb0ae5c80 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綾井 | 作成日時：2021年4月4日 23時
