9話 ページ10
金魚姫ちゃんから可愛らしい音が聞こえてから大天狗さんと金魚姫ちゃんの攻防が続いていた。いや、正確に言うと大天狗が金魚姫ちゃんをいじっているのが正しいのかもしれない。
金魚姫 「大天狗のおじさんのバカバカバカーーー!」
大天狗 「何を言う良い音がしたから我が褒めただけであろう何が悪い?」
金魚姫 「クゥーーーいつか私が世界征服したらただじゃおかないからな!!」
A 『せっ世界征服?』
かぐや姫 「金魚姫ちゃんの夢なんです・・・いつも何か飛んでもないことをするからほっとけないんですよ・・・」
A 『あっははは可愛らしい夢だね・・・あっそうだ!』
蛍草 「どうしたの?Aさん?」
私は、小包からさっき買った団子の大天狗さんと金魚姫ちゃんの前に出した。
A 『私も、お腹空いたから皆で食べよう!』
金魚姫 「・・・Aお姉さんありがとう」
大天狗 「ふっいただこう」
A 『はい、蛍草ちゃんとかぐや姫ちゃんもどうぞ』
蛍草&かぐや姫 「「ありがとうございます」」
こうして、金魚姫ちゃんと大天狗さんの攻防が終わった。
A 《いやぁしかし、色んな事があったなぁーそう言えば、今何時だろう?」
『てっ、やバーーーい、博雅に怒られる!!』
大天狗 「博雅だと・・・」
蛍草 「どうしたの?Aさん?」
A 『さっき、博雅と夕方になったら朱雀門で待ち合わせしてたの!早く、行かないと・・・』
かぐや姫 「でも、この時間ですともう間に合わないと思いますが・・・」
A 『どうしよう・・・こうなったら走って行こう!』
大天狗 「・・・よし、我がそなたを朱雀門まで送って行こう」
A 『えっ!おっ大天狗さん?』
金魚姫 「それは、良い考えね!大天狗のおじさんの翼なら朱雀門まですぐ着くしね!」
大天狗 「ふっ任せろ」
A 『そっさんな悪いですよ!』
大天狗 「気にするな・・・さっきの団子の礼だ」
そう言うと大天狗さんは、私を持ち上げて宙に浮いた。
A 『きゃっ!』
金魚姫 「またね!Aお姉さん!今度遊びに行くね!」
蛍草 「また今度、草笛聞かせて下さい」
かぐや姫 「ごきげんよう」
A 『ちょっとみっ皆〜!』
34人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あすか - 続きが見たです!気になる (2021年5月31日 0時) (レス) id: 404fa4b935 (このIDを非表示/違反報告)
み - ガキレベルの文章力 (2020年9月29日 0時) (レス) id: 699c4c1bab (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:七子 | 作成日時:2019年1月1日 1時