年越しお泊り会 3 ページ21
貴方「しん、た…ろっ、」
シ「…んっ、なに」
貴方「っ、」
ペロリと跡を付けられたであろう場所を舐められるも、ぐっと声は堪えた
恐る恐る後ろを見るが部屋が暗く表情はよく分からない
シ「…A」
貴方「な、何」
シ「こっち向け」
ぐる、と180度回転させられ彼と向かい合う形になると少し息が荒いのに気がついた
シ「誘ったの、そっちだからな」
貴方「…うん」
シ「今更無しとか、やっぱダメとか言うなよ」
貴方「うん」
シ「それじゃ…いただきます」
その言葉が開始の合図かのように私は食べられた
食べるように唇を奪われた
何度も何度も味わうかの様な甘い甘いキス
片手は頭を撫でていたものが耳へ、頬へ、首へ、腹部にへ…と徐々に下へ
私の両手は何かに耐えるかのように彼の背中へ
もう片方の手は腰に添えられていたが、いつの間にか太ももあたりを撫でていた
際どい場所を焦らすように、ゆっくりと
その度に脚がピクリと反応し、何かに当たった。少し、硬かった
位置的に……多分、それだ。つまり、興奮してるって事だ
よかった。安心した。彼は私で興奮してくれている。私が興奮させている。その事実がとても嬉しかった
きっと彼は優しいから、私が怖くない様に、痛くないようにゆっくりしてくれてるんだろう
その優しさが嬉しくて、目頭が熱くなり、視界が歪む
シ「んっ、…ってA！？どうした！？やっぱ嫌だったか！？や、やめてもいいんだぞ…？」
様子が可笑しい事に気がついたのか、先程は止めてと言うなと言っていたのに止めようかと提案する彼
本気で止めてしまいそうだったから思わずぎゅっと力強く抱き締めた
シ「…A？」
貴方「やめ、ないで」
シ「でも、」
貴方「だってそのままじゃシンタローきつい、でしょ」
シ「オレの事は気にすんなって。それよりもA泣いてるじゃねぇか…」
凄く心配そうにそっと涙を拭ってくれる
違う。違うの、この涙はそうじゃない
貴方「これは、その、違くて」
シ「違わねぇだろ。無理すんなよ」
貴方「無理とかでも、なくてっ」
先程よりも強く抱き締めた
恥ずかしいから、表情を見られないように
貴方「嬉し、かったの」
シ「…へ？」
貴方「シンタローは、私に魅力とか、感じで無いんじゃないかって、思ってたから、その…反応してくれて、嬉しかった、の」
だからこれは嬉し涙だと主張する
すると優しく背中を撫でられた。骨ばった私より一周りほど大きな手で、優しく
貴方「だから、続けて。お願い、」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 22人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ユキ(プロフ) - ☆最高☆ (2022年5月5日 10時) (
レス) @page34 id: aab5d4a87b (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - _:( _ ́ཫ`):_<尊死 (2022年3月7日 14時) (レス) @page32 id: 710a3a49b7 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - またリクエストするかもしれません！その時はよろしくお願いいたしますm(_ _)m更新頑張ってください！ネタに困ったらレスしてくださいね！ (2022年2月26日 0時) (レス) id: 710a3a49b7 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - リクエストに応えていただき本当にありがとうございます！またニヤニヤしながら見てました← (2022年2月26日 0時) (レス) @page30 id: 710a3a49b7 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 如月将美さん» はい！そうです！バッチリです！ (2022年2月22日 23時) (レス) id: 710a3a49b7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：如月将美 | 作成日時：2021年10月11日 18時
