ポエム 2 ページ11
それは私が夜な夜な書いていたポエムだった
なんでそれを彼のスマホにあるのか
そんなの、あの子の仕業に違いない
エ「Aさんも可愛いポエム書いてるんですね。ククク」
いつの間にか私のスマホへと移動していた青い電脳ガールことエネちゃん
高い位置にくくったツインテールがぴょこぴょこと揺れている
エネちゃんは私の味方じゃなかったのか!?!
シ「んだよ、Aも結構なポエム書いてんじゃねぇか」
貴方「う、うるさいなぁ!!私はシンタローと違ってそんなストーカーみたいなやつじゃないもん!」
シ「は、はぁ!?!誰がストーカーだよ!?!」
そんな言い合いを楽しそうに眺めるエネちゃん
あぁ、あの時保存じゃなくて削除しておくべきだった
エ「ご主人のポエムとAさんのポエム!どちらも素敵ですし、お二人のいい所を取って1つの曲とか作ってみてはいいかがです?」
貴方「しないから!!」
エ「妹さんに歌っていただいて、爆発的大ヒット!とかも夢じゃありませんよ!」
シ「それシャレになんねぇからやめろ!」
モモちゃんに歌われたらそれはもう大ヒット間違いなしなのがヤバい。本当にシャレになんない
貴方「曲にするならせめてシンタローのだけにしてよ!」
シ「はぁ!?なんでオレだけなんだよ!」
貴方「いいじゃん別に!作った曲で大ヒットするのが夢なんでしょ!?」
私のポエムが知れ渡るなんて、そんなの絶対に耐えられない
きっとシンタローは最後まで目を通してないから気がついてないだけかもしれないけど
あのポエムは、私が__________
*
あーでもない、こーでもない
などと未だに言い合いをしているご主人とAさん
あのポエムも見てもまだ気が付かないのだろうか。それともまだ目を通していないのか
本当、鈍感というか、なんというか
お互いにお互いの事を想って書いたポエムだってなんで気づかないんですかね〜
ご主人はともかく、Aさんの『赤色の君』なんてご主人しかいないじゃないですか
もろじゃないですか。もろ
これはまだ時間かかりそうですね
ここはエネちゃんが一肌脱いであげますか
エ「えぇと、お取り込み中大変申し上げにくいのですが!」
シ「な、なんだよ…まだあんのかよ」
はぁはぁ
と気持ち悪く息切れをしているご主人
うん。キモイ。最高に気持ち悪い
エ「先程妹さんにお二人のポエム送ったので☆」
貴方/シ「「は?」」
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ユキ(プロフ) - ☆最高☆ (2022年5月5日 10時) (レス) @page34 id: aab5d4a87b (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - _:( _ ́ཫ`):_<尊死 (2022年3月7日 14時) (レス) @page32 id: 710a3a49b7 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - またリクエストするかもしれません!その時はよろしくお願いいたしますm(_ _)m更新頑張ってください!ネタに困ったらレスしてくださいね! (2022年2月26日 0時) (レス) id: 710a3a49b7 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - リクエストに応えていただき本当にありがとうございます!またニヤニヤしながら見てました← (2022年2月26日 0時) (レス) @page30 id: 710a3a49b7 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 如月将美さん» はい!そうです!バッチリです! (2022年2月22日 23時) (レス) id: 710a3a49b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:如月将美 | 作成日時:2021年10月11日 18時