【₡R】隣の席は問題【drm】 (ページ6)

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■ ページ6

『…まぁ、怪我人を無視する訳には行かないので。』

消毒と絆創膏を手に取って彼の向かえ側の椅子に座る

『貴方は何故こんな怪我をしたんですか？』

｢名前。｣

『…？』

｢名前で呼んでくれやん…？｣

目だけを彼に向けると少し恥ずかしそうに下を向いていた。

『赤萩さん』

｢堅い｣

『赤萩くん』

｢なんかじゃない？｣

｢じゃー、だるまって呼んでや！｣

『だるまさん？』

｢ン〜…赤萩よりはマシか！｣

呼び名だけでそこまで気にするものだろうか…？

『で、何故こんな怪我を？』

drm｢いや転んだだけやね。｣

『…結構、普通なんですね』

drm｢俺のことなんやと思ってる？｣

よっぽどの事がないと怪我しないとかじゃないで？、と付け足されて会話が途切れる

『…はい。手当て終わりましたよ。』

drm｢…｣

『…だるまさん？』

drm｢やっぱ堅苦しいな、敬語外さん？｣

『…出来る限りには。』